水槽で殖え過ぎたスネールの駆除!最も効率が良い方法は?

招かれざる客、それはスネール!!
あなたの水槽に、いつの間にか棲みついていたスネール。何か対策をしていますか?

marinさん
水槽の中に、小さな貝が沢山居るんですよ!!この前気が付いてびっくりしゃって・・・

スネールですね、スネール。水草に付いてきたんでしょうね。

marinさん
スネール?この前までは全然見なかったんですけど、どうして急に?

スネールの卵が水草に付着していたんじゃないですかね。うちも居ますよ、スネール!

marinさん
気持ち悪いんですけど、駆除する方法って無いですか?

marinさん、石巻貝なんかは大丈夫なのに、スネールはダメみたいです。まぁ、私も好きにはなれませんけどね。

というわけで、今日は
 
いつの間に水槽に?そんなスネールを駆除しよう!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。スネールはある意味ゴキブリのような存在ですよね。基本的に無害なのですが、見た目が駄目という人も多いでしょう。そして、何より爆殖するのが駄目ですよね。1匹見つけたら100匹潜んでるくらいのイメージです。

そんな水槽内のスネール、私のおすすめの駆除方法を紹介したいと思います。
 

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水槽内のスネール駆除方法5パターン

まず、スネールとは何かという話ですが、スネールという品種の貝は存在しません。元々は英語のsnailから来ていますが、これはカタツムリや巻貝を表す単語です。つまり、水陸を問わず巻貝の総称ですね。

しかし、アクアリウム界でスネールと言うと、主に下の3種類。

  • カワコザラガイ
  • サカマキガイ
  • モノアラガイ

場合によっては、ラムズホーンもスネール扱いされることもあります。それは、言わばセクハラと同じですね。被害者側から見て不快であればセクハラ。それと同じで、殖え過ぎて水槽が美しくなくなってるから不快だと思えばスネールということなのです。

しかし、前述した通り、これらのスネールは基本的に無害。餌を横取りしてしまうことや水草を食害することがあるかもしれませんが、それ程酷い被害ではありませんよね。逆に、少しはコケも食べてくれるから有益とも言えます。しかし、何とかして駆除したいですよね。

スネールを駆除する方法としては、5種類の方法が考えられます。

  1. 貝を食べる生体を導入する
  2. 駆除装置を使う
  3. 人手で駆除する
  4. 薬剤などを使用する
  5. 水槽をリセット

 
水槽をリセットするというのは最終手段なので除外するとして、この中で私がおすすめするのが、生体導入です。人によっては、最も効率が良く確実に駆除できるのは人の手で取ることだと言われますが、結構大変ですよね。ちまちまと作業していられません。

また、水槽内に薬剤などを投入するのが最も確実に思えますが、使用した後の処理のことも考えると、イチイチ生体を移動させて、水質を元に戻して、生体を元に戻して・・・という作業が必要になり、こちらも手間が掛かります。

ですから、今日は私が実際に飼ったことのあるスネール駆除生体について紹介したいと思います。
 

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水槽内のスネール駆除は生体に任せよう!

貝が大好物の魚と言えば、フグです。フグは食べると毒が問題になりますよね。先日もニュースで取り扱われていましたが、どうしてフグが毒を持っているか知っていますか?

実は、フグの毒は貝の毒なのです。貝には微量な毒があります。それは人間が食べても問題ないレベルの量なのですが、毎日毎日貝を食べ続けるフグの体内には毒が溜まり続けるということなのです。そんなフグの映像をご覧ください。

可愛いですよね、アベニーパファー。以前私も飼っていたことがあるのですが、本当に小さくて可愛いです。特に目が他の魚種と違って、とっても表情豊かです。実は、アベニーパファー以外にもスネール駆除に役立つ生体は沢山います。

スネール駆除に役立つ生体
  • アベニーパファー
  • チェリーバルブ
  • トーマシー
  • バジスバジス
  • スカーレットジェム
  • クラウンローチ
  • ドワーフ・ボーシャ
  • キラースネール

 
基本的に、貝を食べる魚というのは、エビなんかの甲殻類も食べる傾向にあります。ですから、エビの混泳には不向き。特に稚エビはほぼ確実に捕食対象となりますので、繁殖することは無くなります。

その中で、比較的安全なのが貝のキラースネールですね。但し、石巻貝などを混泳させている場合、キラースネールがちょっかいを出すこともあるようなので注意が必要となります。

魚ではアベニーパファーとドワーフ・ボーシャでしょう。

アベニーパファーは小さな魚種なので、水槽内にミナミヌマエビなどを混泳させていても比較的安全です。残念ながら稚エビは捕食対象となりますが。但し、アベニーパファーは小競り合いも多く、飼育難易度もちょっと高いように思いました。

人工飼料にはなかなか慣れないので、生餌や冷凍赤虫などを与える必要がありますし、一旦体調を崩すとなかなか戻らない傾向にあります。可愛いけど、ちょっとワガママなんですね。

ですから、私の一番のおすすめはドワーフ・ボーシャです。

ドワーフ・ボーシャも一時期飼育していましたが、かなり温和な魚種でした。個体差があるのかもしれません(気性が荒いと書かれているサイトもあります)が、見ているところではエビを攻撃するような行動も見られなかったので、安心して混泳できるのではないかと思います。

以前より生体の価格が上がっているのですが、生息地の環境破壊で流通量がかなり減っているとのことです。今後は入手困難になるかもしれませんね。

ちなみに、ショップによっては「ドワーフ・ポーシャ」と書かれていたり、「ドワーフ・ボディア」と書かれていたりするので、どれが正式名称なのかはわかりません。
 
では、次に水槽内に入れるスネール駆除装置について見ていきましょう。
 

まとめ

今日は、水槽内にはびこるスネールの駆除方法について見てきました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

スネールを駆除する方法としては、下の5つの方法があります。

  1. 貝を食べる生体を導入する
  2. 駆除装置を使う
  3. 人手で駆除する
  4. 薬剤などを使用する
  5. 水槽をリセット

 
その中でも私がおすすめするのが、生体によるスネール駆除。貝を食べる生体として有名なのがこちら。

スネール駆除に役立つ生体
  • アベニーパファー
  • チェリーバルブ
  • トーマシー
  • バジスバジス
  • スカーレットジェム
  • クラウンローチ
  • ドワーフ・ボーシャ
  • キラースネール

 
その中でもおすすめはドワーフ・ボーシャです。混泳には注意しながらお試しください。

ちなみに、GEXの貝とーるという商品がとっても気になったので、使ってみようと思ったことがありました。

しかし、効果が無いというレビューが多かったので購入には至りませんでした。もし、購入されたことのある方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると有難いです。

今回感じたのが、水槽内に爆殖するスネールっていうのは、後からしか気が付かないのが残念なところですよね。やはり外部から水草を導入する時には、きちんと処理をしておいた方が身の為です。こちらの記事で紹介している方法がおすすめです。

でも、イチイチ処理するのって大変ですよね。見た目は大丈夫そうに見えるから余計にそう思ってしまいます。急がば回れとは言いますが、なかなか難しいです。

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