水草の育て方!初心者でもできる♪簡単な方法を紹介!

職場の同僚A川君が、水槽に水草を植えたいと言って相談してきました。A川君は、一時期ピラニアを飼育していたのですが、何かと大変なので、今は小型魚を飼育しているようです。

A川君
今まで水槽に水草なんて植えたことなかったんですけどね、ちょっと寂しいから水草を育ててみようかと思って。

おっ!いいねぇ。水草はいいよ。初心者なら、最初は育て方の簡単な水草を選んだ方がいいね。

A川君
育て方が簡単とか難しいとか、そういうのあるんですか?

あるよ。水草も熱帯魚と同じで、環境によっては上手く育たなかったり、結構わがままだったり。

A川君
えっ!?まじ?育て方が難しいのとかは絶対に枯らす自信があるからやめときます!

育て方の簡単な水草でも綺麗な水草水槽になるよ。頑張ってみてね。

A川君
上手く育成できるかなぁ~・・・・
でも、まずは水草を買わなくちゃ!!

というわけで、A川君は水草選びから悩んでいるようです。

そこで、今日は
 
水草の育て方は初心者でも簡単!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。どんな設備が必要なのか、そしてどんな水草を選べば良いのか、具体的な育て方などについて考えてみましょう!
 

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水草の育て方!初心者はまず色々揃えよう!

水草初心者で育て方をそんなに気にしなくても、下の動画のような水槽なら立ち上げるのも難しくないでしょう。

では、このような水草水槽を立ち上げるのには、一体何が必要でしょうか?動画内でも紹介されていましたが、実はお小遣い程度の資金で十分に始められますが、できれば水草の育て方はより簡単な方が良いですよね。

水草育成に必要な物
  • 水槽(高さ30cm以上が好ましい)
  • 底砂(ソイルが好ましい)
  • 照明(できれば明るいもの)
  • お好みの水草

 
基本的にこれだけあれば初心者でも水草を育成できるでしょう。但し、水草については育て方の簡単な物、CO2の添加をしなくても良い物、そして光量についても少なめで育成可能な物に限ります。
 
では、一つずつ見ていきましょう。
 

小型水槽では背の高い水草の育成ができない!

水草を水槽で植える時、

  • 前景
  • 中景
  • 後景

という風に分けて考えることが多いのですが、その中でも後景に使用する水草は背が高くなる水草を選ぶのが一般的です。背が高くなるので、できれば30cm以上の高さのある水槽を購入するのが良いでしょう。

例を挙げると、60cm規格水槽30cmキューブ水槽など。特に30cmキューブ水槽は初心者にもおすすめできる水槽なので、選択肢の一つに入れてみてください。

30cmキューブ水槽に関してはこちらの記事も参考にどうぞ。


 
水槽の次は底砂です。水草を楽しむにはベアタンクではちょっと無理・・・ですよね。
 

底砂を選ぼう!水草初心者はできればソイルの方が良い?

水草を導入するにあたり、必要なのが底砂です。底砂については色々なタイプの物があるので、購入する時に迷ってしまうかもしれませんね。しかし、水草を育てるという目的なら、できればソイルを購入しましょう。

ソイルも色々あるのでわからないかもしれませんが、「水草一番サンド」なんかがおすすめです。なぜなら、水草育成に特化したソイルだからです。どこでも入手できるというのも初心者におすすめの理由です。

初心者の場合は、もっと安いソイルでも問題無いと思いますが、より簡単な育て方ということを考えると上記のソイルが良いのではないかと思います。但し、あなたが選んだ水草の種類や育て方によってはソイルでなく、砂利でも大丈夫な場合があります。

先程の動画でもありましたが、赤玉土なんかでも問題ありません。絶対にソイルじゃなきゃ駄目というわけではありませんので、まずはあなたの好きな物でトライしてみてください。
 
では、次は照明です。
 

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水草の育成には光が必要!育て方を容易にする照明を選ぼう!

水草は植物です。植物と言えば、光合成をしますよね。理科で習いましたね。光合成とは、光と二酸化炭素を使って酸素を出すというもの。そして、植物が成長するにはできるだけ光合成をした方が良いのです。

初心者の方でも、いきなり設備投資するという人も居られます。確かに近道ではありますが、初心者には初心者なりのアプローチ方法というものもあるのではないでしょうか。つまり、そんなに凄い照明を買わなくても大丈夫ということです。

最近は水草育成をターゲットにしたLED照明も多いですね。その照明を2灯も3灯も設置されている方も多いです。ちなみに、私も2灯+おまけで1灯のLED照明を設置しています。照明の選び方については、こちらの記事も参考にしてください。

しかし、初心者の時はそんなに照明に拘る必要はないでしょう。実は、私も最初に買ったのは水槽セットに付属していた蛍光灯でした。水槽セットにはフィルターや照明、ヒーターなどが全てセットになっていますので、初心者の内はその照明で問題ありません。

そして、水草を購入する際には、その照明で育成可能な水草を選べば良いということになります。では、実際に水草を育ててみようと思った時、どんな種類の水草を購入すればよいのでしょうか?
 

初心者におすすめ!育て方が簡単な水草!

初心者におすすめの水草というと、下記の3つの条件が揃っているものです。

育て方の容易な水草の条件
  • 光量をあまり必要としない
  • CO2添加しなくても良い
  • 丈夫

 
そんな条件を満たした水草は意外と沢山あります。私がぱっと思い付いた水草は下の通り。

  • ウィローモス
  • アヌビアスナナ
  • アマゾンチドメグサ
  • ウォータースプライト
  • ミクロソリウム
  • ルドウィジア

 
他にも沢山あると思いますが、上記の水草は特に育て方が容易で放置していても大丈夫な種類です。チャームさんなんかだと、ビギナー向けの水草セット(下の写真)という商品が多数ありますので、そういった物を購入するのも良いでしょう。

上記の商品にも含まれていますが、最もおすすめなのがウィローモスです。陰性植物なので、強い光も必要ありませんし、いつの間にか育ち過ぎてしまうような強い水草です。使い方としては、流木や石に巻きつけたり、芝生のように敷き詰めることもできます。こちらの記事も参考にしてください。


 
やはり、初心者にはウィローモスやアヌビアスナナなどの陰性植物がおすすめになってしまうのですが、陰性植物は少し暗い色合いの物が多いですよね。

ですから、個人的には赤系の水草なんかもワンポイントにおすすめだと思います。例えば、上記のビギナーセットに含まれている「ルドウィジア」なんかも赤系の水草なので、一味違った水景が出来上がるのではないでしょうか。
 
これらの水草は、時間が経てばいつの間にか成長しているものですが、伸び過ぎた場合にはどうすれば良いのでしょうか?
 

水草の育て方!増やし方!トリミングをして再利用を!

水草は成長すると伸びます。伸びた部分はカット(トリミング)しましょう。水草はトリミングすることによって、更に枝分かれをして生い茂ることになります。どんどん枝分かれさせて茂みを増やしましょう。

では、カットして要らなくなった部分はどうすれば良いのでしょうか?

有茎草の場合は、カットした部分からまた根が生えてきますので、そのまま底砂に植えておけば自然に生え付きます。ウィローモスなどはカットした部分を更に石や流木に巻きつけるのがおすすめです。

ランナーで増えるタイプの水草については、放置しておけばどんどん横に伸びていくので、邪魔になったらカットして捨てるようにしてください。有茎草などについても、増え過ぎて不要になった分については可燃物として処理しましょう。

但し、水草を捨てる場合の注意点として、決して川などに流さないようにしましょう。販売されている水草の多くは外来種ですので、無暗に捨てると罰せられることもあります。
 

まとめ

今日は、水草の育て方ということで、初心者を対象とした記事を書いてみました。私も初心者の頃は試行錯誤しながら水草を育てたものです。結局放置してしまって、最後はどうすることもできなくなってリセットするのがオチなのですが・・・

では、もう一度記事を振り返ってみましょう。

水草を育成するのに、初心者が最低限揃えるべきものは次の4つです。

水草育成に必要な物
  • 水槽(高さ30cm以上が好ましい)
  • 底砂(ソイルが好ましい)
  • 照明(できれば明るいもの)
  • お好みの水草

 
そして、最も重要なのが水草の選び方です。水草選びで育て方の難易度は大きく変わってきますので、出来る限り育て方の容易な水草を購入するべきです。初心者が育成するなら、こちらの水草などがおすすめです。

  • ウィローモス
  • アヌビアスナナ
  • アマゾンチドメグサ
  • ウォータースプライト
  • ミクロソリウム
  • ルドウィジア

 
他にも、チャームさんなどでビギナー向け水草として販売されている商品は育て方が容易な水草ばかりなのでおすすめです。

今回は初心者向けということで、光量が低め、CO2の添加無しでも育成可能な水草を紹介しました。しかし、一般にCO2の添加をした方が良いとされる水草も、意外とCO2添加無しで育成できたりするものです。

ですから、少しずつ水草の難易度をレベルアップしていくのが良いでしょう。CO2の添加についても、必要になってきたと感じた時が始め時ではないでしょうか。CO2の添加については、こちらの記事を参考にしてください。

水草の育て方は意外と簡単です。確かに難しい品種もあるので、失敗することもあるでしょう。溶けてしまったり、枯れてしまったりすることもあります。しかし、失敗することで原因を考え、次に同じ失敗をしないようにできれば良いのではないでしょうか。トライ&エラーで頑張りましょう!

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