アピストグラマとコリドラスの混泳!意外と大丈夫ってホント?

先日、marinさんのお友達にアピストグラマをおすすめしてみました。こちらの記事です。


 
しかし、新たな疑問が・・・
marinさん
アピストグラマって混泳しても大丈夫ですか?

う~~~ん・・・小型とは言え、やはりシクリッドなので気性は荒いですね。混泳できるかなぁ?

marinさん
コリドラスと混泳させたいらしいんですよ。貰ったとか言ってた。

コリドラスかぁ~~。コリドラスは大人しくて害は無いと思うけど・・・

marinさん
アピストグラマって下の方を泳いでるイメージあるけど、コリドラスとかぶらないかな?

確かにアピストグラマもコリドラスも下層の熱帯魚というイメージですね。個体差があるかもしれないし、何とも言えないなぁ。

とは答えたものの、全然自信がなかったので帰ってから調べることにしました。

というわけで、今日は
 
アピストグラマとコリドラスって混泳しても大丈夫?
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。コリドラスも凄く種類が多くてコレクション性の高い熱帯魚ですよね。アピストグラマの美しさとコリドラスの可愛さを同時に見ることができれば、凄く楽しそうです。
 

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アピストグラマとコリドラスの混泳は可能ですが・・・

まずはこちらの動画を見ていただきましょう。動画内に出てくるのは、アピストグラマ・アガシジィ(Apistogramma agassizii)です。アピストグラマの中では最もポピュラーな種ですね。

アピストグラマ・アガシジィもとっても綺麗ですね。そして、この動画を見ると、色んな魚種との混泳をさせているのがよくわかります。勿論、コリドラスもいました。

実は、アピストグラマは意外と混泳させても大丈夫だという意見が多いのです。

心配していたように、アピストグラマがコリドラスを激しく攻撃するようなことは意外と少ないようです。無いとは言えませんが、心配するような程ではありませんし、アピストグラマのペアの絆を強くする為に混泳させるという方も居られます。

逆に、他種ではなく同種間での小競り合いの方が多いのです。何故なら、アピストグラマ全体に縄張り意識が強いので、縄張り争いで喧嘩をすることが良くあります。

ですから、アピストグラマとコリドラスなどの他種との混泳は可能でしょう。但し、注意しなければならないことがありますので、次の章で紹介したいと思います。
 

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アピストグラマとコリドラスの混泳!3つの注意点!

アピストグラマとコリドラスを混泳させる時の注意点は次の3点です。

  1. アピストグラマの繁殖時にはなるべく別水槽に移そう
  2. 隠れる場所を用意しておこう
  3. アピストグラマがコリドラスの餌を横取りする可能性あり

 
コリドラスと言えば底物として有名ですよね。一日の殆どを底砂の上で過ごしているような印象があります。時々、水面まで行ったり来たりというおかしな行動を取ることもありますが、それは短時間のことなので、やはり一日の大半を水槽の底で過ごすことになります。

一方、アピストグラマはどうでしょうか?

アピストグラマは流木の裏や隠れ家の中にを産み付けます。そして、卵から稚魚が孵化してからも稚魚や親魚は水槽の底の方で過ごすことが多い印象です。ですから、コリドラスとアピストグラマがお互いにストレスを感じることになるでしょう。

特にアピストグラマが繁殖行動を取る時や子育ての時期なら尚更です。

ですから、なるべく多くアピストグラマが隠れることができるようなレイアウトにしておく必要があります。少しでもお互いのストレスを緩和する為に、そしてアピストグラマの卵や稚魚を守る為にも隠れる場所は必要です。

しかし、できることならアピストグラマの繁殖時にはコリドラスだけ別の水槽に移住して貰うのが理想ですね。

また、餌については、コリドラス用の沈下性の餌(いわゆるコリタブ)はアピストグラマも意外と好きみたいです。コリドラスの為にと思っていても、あっという間に横取りされてしまうことがありますので、コリドラスが餌を食べられなくなります。この辺りも注意が必要ですね。
 
今回の場合、コリドラス限定の話ですが、アピストグラマとの混泳に向いているのはどのような魚種でしょうか?
 

アピストグラマとの混泳に向いている魚は何?

アピストグラマと混泳させるという点では、コリドラスは比較的相性が悪いように感じています。コリドラスはとても温和な魚種なので、アピストグラマ側から見れば安心に思えますが、やはり生活域が似ているのが気になります。

ですから、アピストグラマと混泳させるなら、次のような条件の魚種が良いでしょう。

混泳の条件
  • アピストグラマよりも小型
  • 温和
  • 中~上層を泳ぐ魚

 
そして、できることなら1~2匹程度が良いでしょう。

上記の条件に合う魚種というと、小型カラシンなど!

但し、アピストグラマの繁殖を狙っている場合には、繁殖時に別水槽に移した方が良いですね。何故なら、小型とは言え口の中に入るサイズの卵や稚魚は捕食対象となってしまうからです。親魚が必至で守っていても食べられてしまうこともありますので、注意が必要です。
 

まとめ

今日はアピストグラマとコリドラスとの混泳ということについて考えてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

アピストグラマとコリドラスの混泳については、繁殖を前提にしない場合には問題はないでしょう。アピストグラマはシクリッドなので気性が荒いのですが、他種に対して激しい攻撃をすることはあまりありません。

どちらかと言えば、同種間の縄張り争いをするイメージなので、そう言った意味では混泳の問題はありません。

但し、アピストグラマを繁殖させたいと考えているのなら、繁殖行動の時期には混泳魚を別水槽に移すのが良いでしょう。親魚が卵や稚魚を守っているとは言え、完全に守り切ることはできませんし、かなりストレスを与えることになります。

また、繁殖時にはかなりナーバスになっているので、他の魚を近付かせないようにするのが良いと思います。

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