金魚の鱗は再生するのか!?若いと治りが早いってホント?

金魚の病気に関する治療方法というのは治療薬や塩浴で対処することができますが、外傷についてはどうでしょうか?

marinさん
実は、うちの金魚の鱗が少し無くなってるんですよね。

鱗ですか~。金魚の鱗って取れても再生するんですかね?

marinさん
そうなんですよ!私も気になってて。鱗が無くなってから2週間くらい経つのですが、今のところ再生する気配は無いんですよね。

私も経験が無いのでわかりませんねぇ。どうなんでしょう?

marinさん
とりあえずしばらく様子を見るしかないかなぁ~って思ってますけど・・・

そうですね。鱗が再生したら教えてください。

そんな会話をした直後に我が家のピンポンパールを見てみたら、一部鱗の無い部分があることに気が付きました。普段はそんなにマジマジと観察することがないのでわからなかったのですが、どうやら最近どこかで引っ掛けたような感じです。

というわけで、今日は
 
金魚の鱗はどのくらいで再生するの?
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。どうやら金魚の鱗は再生するようです。しかし、marinさんの飼育している金魚は2週間経っても再生していないということなので、結構時間が掛かるのかもしれません。

一般的に、金魚の鱗はどのくらいの期間で再生するのでしょうか?
 

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金魚の鱗が再生するには2ヵ月程度必要ってホント?

marinさんが飼育している金魚と、我が家の金魚の鱗が剥がれた原因としては、何らかの外的要因だと思われます。つまり、傷の一種ですね。外傷です。一般的に多いのが繁殖期に暴れて鱗が剥がれるというものです。ですから、鱗が剥がれるということはそんなに珍しい症状ではないということですね。

しかし、鱗が剥がれるのは外傷だけとは限らないようです。その原因としては、

  • 松かさ病
  • 尾ぐされ病
  • 穴あき病

などの病気の可能性も考えられます。松かさ病や尾ぐされ病は「エロモナス ハイドロフィラ」という菌、穴あき病は「エロモナス サルモニシダ」という菌が原因の病気です。最近によって皮膚炎を起こすことによって、鱗が浮いたり剥がれたりします。

例えば松かさ病に関してはこちらの動画のような状態になります。

こういった菌が原因の病気の場合は、鱗の剥がれ方が1枚、2枚ではなく、一部分が大きく剥がれるケースが多いので、治療をしてもなかなか治らないかもしれません。専用の薬や塩を使って、長期間の薬浴・塩浴を行う必要があります。

治療薬としては、こちらの「グリーンFゴールド」などがおすすめ。

marinさん
病気ではなく外傷の場合も治療が必要なの?

実は、外傷の場合は特に治療する必要はありません。病気に関しては治療薬や治療方法というものが確立しているのですが、外傷によって鱗が剥がれた場合は、自然に鱗が再生するのを待つしか方法がないようです。

鱗が剥がれた状態というのは、どうしても菌に感染する可能性も高くなりますので、病気の予防も必要です。ですから、金魚の為にも鱗が再生するまでの間はこちらの二つの方法を行うことをお勧めします。

  • 塩浴
  • 水換え頻度を増やす

塩浴の詳しい方法については、こちらの記事をご覧ください。

塩浴は金魚が体力を回復させるのにはとても有効な方法です。鱗の再生に関しても、やはり少しでも金魚の体に負担を掛けないようにと考えると納得ですね。また、水換え頻度を増やすということに関しても、綺麗な水で生活するということが鱗の再生の助けになるようです。

では、鱗の再生にはどれくらいの期間が必要なのでしょうか?
 

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金魚の鱗の再生はどらくらいの期間?

一度剥がれてしまった金魚の鱗が再生するまでの期間としては、2ヵ月程度は必要でしょう。但し、金魚の年齢によってもかなり違いがあるようです。

2歳までくらいの若い金魚の場合は新陳代謝が良いので、2~3ヵ月で鱗が再生することが多いようです。しかし、金魚の年齢が上がるにつれ、鱗の再生に掛かる期間も長くなる傾向にあるようで、半年経っても鱗が再生しないという場合もあります。

私も40歳を過ぎてから、怪我の治りが非常に遅くなってきました。金魚も同じで、歳を取れば取るほど怪我の治りが遅くなってくるのでしょう。

しかし、鱗が剥がれたことで病気に侵される確率は上がりますが、すぐに命に関わるようなことではありません。ですから、鱗が再生するまでの期間は長い目で見守ってあげましょう。
 

まとめ

今日は金魚の鱗は剥がれても再生するのか?ということについて取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

金魚の鱗が剥がれる原因としては、以下の2種類が考えられます。

  • 細菌性の病気によって剥がれる
  • 外傷によって剥がれる

細菌性の病気の場合は、専用の薬で薬浴をするか、0.5%の食塩水で塩浴をするのが良いでしょう。細菌性の病気は体力が低下したり、環境の変化によって急に発症することもありますので、注意が必要です。

外傷によって鱗が剥がれた場合については、特に処置の必要はありませんが、

  • 塩浴
  • 水換え頻度を増やす

を行うと、金魚の自然治癒力を高めることができるかもしれません。少しでも早く鱗に再生して欲しいと願うのであれば、上記の2点を行うのが良いでしょう。

鱗が再生するのに必要な期間としては、若い金魚なら2ヵ月程度です。しかし、金魚も人間と同じで、年齢を重ねる毎に自然治癒力も低下するので、半年経っても鱗が再生しない・・・なんてことになるかもしれません。その時は長い目で見守ってあげましょう。

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