先日、近所のホームセンターに行ってみると、ちょっとお洒落な感じの金魚鉢が置いてあって気になったというmarinさん。
金魚鉢ってお洒落ですよね。でも、水量も少なくて飼い方も非常に限られてきます。ですから、金魚を長生きさせるというのはかなり難しいイメージが強いです。
というわけで、今日は
金魚鉢での金魚を飼ってみたい!長生きさせる方法はあるの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。金魚鉢と言っても、実は色んな種類があるのですが、共通しているのはどの金魚鉢も小さく水量も少ないということ。そんな金魚鉢での飼い方を考えてみましょう。
SPONSORED LINK
目次
金魚鉢で金魚を飼育するのは難しい?長生きさせるポイント
そもそも、金魚鉢とは何の為のものなのかと言うと、金魚を観賞するための容器なのです。つまり、飼育よりも観賞を優先している物と認識しましょう。使用方法としては別の場所で飼育している金魚を観賞の為に少しの間だけ金魚鉢に入れて観賞するというものだったようです。
つまり、金魚鉢は元々飼育用の容器ではなかったということですね。ですから、金魚鉢で金魚を飼育するのは非常に難しいのです。
実は、私も金魚鉢で金魚を飼育していたことがありましたが、やはり長生きさせることはできませんでした。私の場合は、知識も殆ど無かった頃なので、失敗してしまったのですが、正しい知識を持ち、きちんと水質管理ができれば金魚鉢である程度長生きさせることも不可能ではありません。
例えば、こちらの動画の金魚は今も元気に泳いでいるようです。
さぼりさんの動画は好きで、ほぼ毎日拝見していますが、最近の動画でもこちらの金魚は元気な姿を見せてくれています。ただ、金魚鉢での飼育は約半年間のみ。その後は少し大きめの水槽に引っ越ししているので、ず~~っと小さな金魚鉢での飼育と言うのは無理なのかもしれませんね。
では、金魚鉢で金魚を長生きさせるにはどのような点に注意すべきなのでしょうか。私が考えたポイントは次の3つ。
- 濾過装置を使用する
- 餌を与え過ぎない
- こまめな水換えをする
では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
SPONSORED LINK
金魚鉢の水質管理こそ金魚を長生きさせるコツだった!
前述の3つのポイントは何れも水質に関する注意点です。つまり、水質悪化をさせない為の方法ということになります。しかし、金魚鉢の水質管理は非常に難しいですよね。その原因は、金魚鉢の大きさです。
一般に購入できる金魚鉢の大きさは約10リットル以下というところでしょう。小さくて可愛いですよね。持ち運びも便利なのもとても良いと思います。ところが、水質管理という点で考えてみると、水量が少ないということは水質変化が激しいので管理が非常に難しくなります。
しかし、残念ながら金魚鉢は非常に小さく、形状も独特な形となっているので、設置できる濾過装置については非常に限られています。先程の動画内では金魚鉢の中に投げ込みフィルターが入っていましたが、設置できる濾過装置は投げ込みフィルターかスポンジフィルター程度でしょう。
スポンジフィルターについてはこちらの記事も参考にしてください。
小さな金魚鉢に小さなフィルター。飼育する金魚が少なければ特に問題が無いでしょう。しかし、金魚は基本的に大食漢です。そして、よく食べるので糞の量も多いですよね。金魚を金魚鉢で長生きさせる為には、その辺りのことも少しは対策が必要になってくるでしょう。
金魚鉢での飼育は餌を少なく!
金魚鉢という小さな容器で金魚を飼育するということを考えると、できる限り飼育水を汚さないようにするべきでしょう。濾過を行うことは勿論必要ですが、小さな容器に設置できる濾過装置では濾過能力に大きな期待ができません。
ですから、糞の量を少なくする必要があります。その為にも、金魚に与える餌の量をできるだけ減らしましょう。
具体的には、人口飼料をほんの一つまみ程度で大丈夫でしょう。一般的に餌は5分程度で食べ切る量を与えるようにと書かれていることがありますが、1分以内に食べ切るくらいの量で充分です。それを1日に2回。
ある専門家は、
と言うこともありますが、餌の量が少な過ぎると痩せ細ってしまいますので、その辺りは飼育している金魚の状態を見て餌の量を決める必要があるでしょう。
では、餌の量を減らしていれば万全か?と言うと、そうではありません。金魚鉢で金魚を長生きさせたいのなら、こまめな水換えも必要です。
こまめな水換えをして金魚鉢の水質維持をしよう!
大き目の水槽で金魚を飼育している場合の水換えは週に1回か2回の頻度で水槽の約3分の1程度の水を換えるのが一般的です。
しかし、金魚鉢という小さな容器の場合は、もっと水換え頻度を多くした方が良いでしょう。以前、どんぶり金魚という飼育方法の説明を読んだ時には、毎日半分の水換えをすると書かれていました。
ですから、金魚鉢での金魚飼育においても、できれば毎日または2日に1回程度の水換えをした方が金魚は長生きできるでしょう。但し、注意点があります。
それは、温度合わせです。毎日水換えを行なう場合は、1日以上汲み置きした水を使用すると良いでしょう。水換えの時に次の水換え用の水を汲んでおけばOK!
特にヒーターなどを使用していない場合はカルキ抜きだけではなく、温度合わせという意味でも汲み置きが有効です。激しい温度変化は金魚にとって大きなストレスとなります。人間と一緒で金魚もストレスが少ない方が長生きできますよね。
まとめ
今日は、金魚鉢で金魚を飼育する場合にできるだけ長生きさせる飼育方法について考えてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
金魚を金魚鉢で長生きさせるコツは、次の3つ。
- 濾過装置を使用する
- 餌を与え過ぎない
- こまめな水換えをする
要するに、水質を安定させて金魚にストレスを与えないということですね。小さな金魚鉢の水質を安定させることは非常に難しいと思いますが、日々の世話を怠らずに過保護に育てましょう。
でも、できれば金魚は金魚鉢ではなく、大きな水槽で飼育してあげて欲しいと思います。
また、金魚鉢よりも少しお洒落に飼育したいという場合にはボトルアクアリウムに挑戦するのも良いかもしれません。
SPONSORED LINK