水槽の水換えって、あなたはどうしていますか?ソイルを使用している水槽って、砂利と同じようには水換えができませんよね?今日はそんな素朴な疑問について・・・
低床部分の糞とかゴミが気になることってありますよね。水草がぎっしりという状態ならそれ程気にならないかもしれませんが・・・

というわけで、今日は
低床がソイルの水槽!水換えはどうするの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。水換えはソイルの上に溜まったゴミまで取り除くことができるのでしょうか?
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底床がソイルの水槽!水換えには『砂利クリーナー』が便利!
水換えについては以前、こちらの記事で紹介していますので、基本的なことはこちらの記事をご覧ください。
水槽の水換え時に使用されている最もポピュラーな道具と言えば、『プロホース(水作)』ではないかと思います。勿論、私も使用しています。低床もザクザク掃除できるので、とっても重宝しているのですが、ソイルには向いていないように思っていました。そんな時、こちらの動画を見て
と、衝撃を受けた覚えがあります。では、こちらの『さぼりさん』の動画をご覧ください。
ソイルの掃除に使用されているのは、プロホースではなく、『おそうじラクラク 砂利クリーナー(GEX)』。楽天市場で検索すると見つかります。こちらの商品ですね。
この商品の凄いところは、水流調整が容易にできるというところでしょう。ソイルの掃除をしていても、ソイル毎吸い取ってしまうようでは困りますよね。水流を調節することで、粒の細かいソイルでもゴミだけを吸い出すことができるというところが凄いですね。
しかも、ポンプ付きで吸い始めも簡単にスタートできます。ですから、水槽の水を無暗に掻き混ぜるような動作も不要です。しかし、多少の注意点がありますので、その点にだけ注意して水換えと一緒にソイルの掃除をしましょう。
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ソイルの水換え時の注意点
砂利クリーナーを使用するとソイルを使用している水槽でも水換え時にソイルの掃除もできるのですが、ソイルの中の糞やゴミを取り除こうとするには次の4つの点に注意しましょう。
- 水流をできるだけ遅くする
- ソイルの粒を潰さないようにする
- 直接ではなく、バケツなどに排水する
- 根付いていない水草付近は吸い込まない
先程紹介した動画では、かなり水流が早くても
と言っておられましたが、やはり水流が早い場合は濁る可能性が高いですよね。できれば水槽の水は生体の為にも濁らないようにしてあげた方が良いでしょう。過去に、水が濁ったことが原因でコリドラスが病気にかかったことがありました。たまたまかもしれませんが、病気にかかる可能性もあるということを覚えておきましょう。
また、水流が早いと衝撃でソイルの粒が潰れてしまうことがあります。ソイルは土を固めている商品ですし、粒が潰れるということはソイルの寿命を縮めるということにもなります。ソイルの粒が潰れることによって、ソイルの通気性が悪化します。
通気性が悪化すると、嫌気性細菌が繁殖することになり、こちらも生体が病気にかかる確率を高めることになります。

それから、特にエビを飼育している場合などは水槽内に稚エビがいる可能性が高いと思いますが、どうしても水換えの時には注意していても稚エビなどを吸い込んでしまうことが多いですよね。水換えの時は直接水道の排水口に流す方が処理はラクですが、稚エビなどの居る可能性がある水槽ではおすすめできません。
直接排水口ではなく、バケツなどで一旦排水し、稚エビなどの生体を一緒に吸い込んでいないかということを確認することをおすすめします。
また、ソイルと言えば水草を植えている場合が多いと思います。ヘアーグラスで草原を作ろうとして植えた場合など・・・
植えた水草が根付いていない時にその付近のソイルを触ることはやめた方が良いでしょう。ある程度根付いてからは多少の吸引をしても問題ないと思いますが、根付いていない場合にはほぼ確実に抜けると思って間違いありません。また植え直すのも手間が掛かりますので、注意しましょう。
まとめ
今日はソイルを使用している水槽はどうやって水換えすれば良いのかということについて取り上げてみました。結論から言えば、GEXの『砂利クリーナー』を使って水換えをするのが良いのではないかと考えます。

但し、以下の4点に注意しましょう。
- 水流をできるだけ遅くする
- ソイルの粒を潰さないようにする
- 直接ではなく、バケツなどに排水する
- 根付いていない水草付近は吸い込まない
ソイルの寿命は1~2年と言われています。寿命とは、ソイルの粒が潰れてしまうことを意味します。そして、ソイルの寿命は生態に与える影響が大きいということ、水草の育成速度も遅くなることがわかっています。ですから、出来る限りその寿命を早めるようなことにならないようにしましょう。
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