熱帯魚を見ていると癒されますよね。凄くスマートな魚種、鰭が美しい魚種、群れで泳ぐ姿が圧巻・・・など。そんな中でも愛くるしい表情をする熱帯魚が可愛くてしかたありません。
なかなか人口餌は食べてくれなくて。
数年前、我が家でもアベニーパファーを飼育していたことがありました。数ヶ月間くらいの非常に短い期間でしたが・・・
一番の問題は餌でした。どうしても人口餌を食べてくれないので、仕方がないので途中から冷凍赤虫を買って与えたのですが、時既に遅しという感じでした。一旦食べなくなると、何を与えても食べないという場合が多いようで、飼育は難しいという印象です。
というわけで、今日は
アベニーパファーの餌でおすすめは何?
というテーマを取り上げてみたいと思います。今回、marinさんはアベニーパファーの飼育を諦めたようですが、女心は移り変わるのが早いので、いつでも答えられるように調べておくことにします。
これからアベニーパファーを飼育しようと考えているあなたにもきっと役に立つと思いますので、是非最後までご覧ください。
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目次
アベニーパファーの餌!おすすめは生餌?
アベニーパファーの餌で苦労しているのは私だけではありませんでした。YouTubeで色々な方の動画を拝見していると、色々な工夫をして人口餌に餌付けしようとされているのが良く解ります。
しかし、どれだけ頑張って工夫をしても100%人口餌を食べるようになるとは限らないようです。結果、諦めて冷凍赤虫に戻るという人も・・・
また、複数のアベニーパファーを飼育していると、その内の数匹は人口餌を食べるようになるというパターンが多いようで、それはそれで手間が掛かりますよね。こちらはVivaさんの動画ですが、やはり3匹の内の1匹だけは人口餌を食べないということです。
上記のことを踏まえた上で、アベニーパファーにおすすめの餌として紹介したいのがこちらの5つです。
- スネール
- 冷凍赤虫
- ブラインシュリンプ
- クリルグラニュールパッファ
- ミズミミズ
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
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アベニーパファーはスネール大好き!最もおすすめの餌!
アベニーパファーに限らず、フグは自然界では貝を食べています。何せ、フグの毒は貝の毒を食べ続けて溜まった物ですから。ですから、ほとんどのアベニーパファーは貝を食べるでしょう。ですから、最もおすすめの餌は貝です。
ただし、アベニーパファーは小さなフグなので、大きな貝を餌として認識することはありません。我が家の水槽には石巻貝とサカマキガイ、ラムズホーンが居ましたが、アベニーパファーが食べたのはサカマキガイとラムズホーンでした。いわゆるスネールと呼ばれる類ですね。
ピンクラムズホーン(4匹)
どちらも爆発的に増殖しますので、餌としても最適です。ただし、スネールの増殖する速度よりもアベニーパファーが食べる速度の方が早い可能性は高く、水槽内のスネールを食べ尽くしてしまうことも考えられます。
こちらはスネール駆除に関する記事ですが、アベニーパファーがスネールを食べる様子も紹介しています。
スネールを餌として認識した時のアベニーパファーは凄く愛くるしいですよね。目をキョロキョロさせ、「これ、食べていいのかな?」みたいな感じでうろつきます。気になってるという表情がたまりません。
こういう表情を見たいという場合にもおすすめの餌がスネールです。ラムズホーンは観賞用にも良いので、殖え過ぎたら餌として与えるというのも良いかもしれませんね。
スネイルを餌にするなんて信じられない・・・という方は冷凍赤虫でしょう。
アベニーパファーの定番餌と言えば冷凍赤虫!
アベニーパファーの餌として最も人気がある(アベニーパファー側から見て)のは冷凍赤虫ではないでしょうか。生餌として販売されている赤虫はオオユスリカまたはアカムシユスリカなどの幼虫です。ちなみに、ユスリカは蚊とは違うので、成虫になっても刺すことはありません。
冷凍赤虫はアベニーパファーだけでなく、どんな魚でも好んで食べる餌というイメージです。しかし、冷凍赤虫とは言え全てのアベニーパファーが好んで食べるわけではないのも事実。
冷凍赤虫はかなり高確率で食べてくれますが、稀に冷凍赤虫を全く食べないというアベニーパファーも居るようなので注意が必要です。
冷凍★富城 冷凍アカムシ 100g
また、しばらく餌を食べない状況が続き、一旦痩せ細ってしまうとそこからの復調は難しく、冷凍赤虫でも食べないという状況になる可能性が高いようです。我が家で飼育していたアベニーパファーの中にもそういう個体が居たので、結構確率は高いのではないかと考えます。
では、冷凍赤虫も食べてくれないという時におすすめの餌ってあるのでしょうか?
ブラインシュリンプは稚魚用の生餌のイメージ?アベニーパファーも大好き!
冷凍赤虫を食べないというアベニーパファーにおすすめなのがブラインシュリンプです。フリーズドライされた商品もありますが、おすすめしたいのは生餌としてのブラインシュリンプです。
ブラインシュリンプに関する詳しいことはこちらの記事に掲載しています。
ブラインシュリンプは非常に栄養価が高く、生餌としても利用しやすいので人気ですが、
という疑問が残ります。
稚魚用の餌としておすすめされることが多いブラインシュリンプですが、実は成魚用の餌として与えている方も多いので、アベニーパファーの成魚用の餌として与えても問題ありません。
ただし、ブラインシュリンプを餌として認識するまでに多少時間の掛かる個体も居るようなので、2~3日与えてみても食いつきが悪いという場合には違う餌を探してください。人口餌としてはクリルグラニュールパッファがおすすめです。
クリルグラニュールパッファ
アベニーパファーの人工餌として最も人気があるのが、『クリルグラニュールパッファ』です。
JUN クリルグラニュールパッファ 13g
クリルグラニュールパッファの原料はクリル(オキアミ)です。色々な人がアベニーパファーに食べて貰おうと動画掲載されていますが、すぐに食い付くということはありません。
また、なかなか餌として認識してくれないので、最初は冷凍赤虫と一緒に与えて徐々に慣らしていくという方法が一般的なようです。クリルグラニュールパッファのような人口餌を食べるようになってくれると、とても得した気分になれます。
クリルグラニュールパッファを食べるようになってくれると、ブラインシュリンプを沸かす手間も、冷凍赤虫を出す時の気持ち悪さも要らなくなります。
ですから、色んな工夫をしてでもクリルグラニュールパッファを食べるように持っていきたいですね。では、今度は少し特殊な餌を紹介しましょう。
アベニーパファーはミズミミズが大好き!生餌としておすすめ!
アベニーパファーはあんなに可愛い顔をしていても、結構肉食です。そんな肉食系の心を鷲掴みする餌がミズミミズです。
ミズミミズについてはこちらの記事で詳しく書いています。記事の中にはミズミミズを食べているアベニーパファーの動画もありますので、是非ご覧ください。
ミズミミズはどこからともなく現れますが、アベニーパファーだけでなく他の魚種も喜んで食べます。ですから、魚を飼育している水槽ではなかなか見掛けないかもしれません。
逆にエビ水槽の場合はかなりの数のミズミミズが生息していると思われます。エビ水槽からミズミミズを捕まえてアベニーパファーに与えてみましょう。ただし、あんまり触りたくないという点では難易度が高いかもしれません。
まとめ
今日はとっても可愛いアベニーパファーの餌に関する話題を取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
アベニーパファーにおすすめの餌は次の5つでした。
- スネール
- 冷凍赤虫
- ブラインシュリンプ
- クリルグラニュールパッファ
- ミズミミズ
ただし、アベニーパファーは偏食王なので、この餌なら100%食べてくれるという保証がありません。ですから、冷凍赤虫などは個体も奪い合いながら食べるというイメージでしたが、場合によっては食べないということも考えられるのです。
是非、色んな種類の餌を試してみて、あなたの飼育しているアベニーパファーの好みを把握してみては如何でしょうか。
私のおすすめはスネールです。食べるときの仕草がとても可愛いという点でもおすすめです。
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