実は私、かなり前からコケに悩まされております。特にアヌビアスナナやブセファランドラの葉に生えた凄く太くて長いコケに・・・
実は、ちょっと引っ張ってみたのですが、結構頑固な感じのコケなのでコケが取れる前に水草の葉が取れてしまいました。折角新しい葉が生えてきたブセファランドラが・・・

というわけで、今日は
水草に生えたコケの取り方!
というテーマを取り上げてみたいと思います。コケが生えないような予防策とかではなく、今あるコケを何とかしたい!そんな切羽詰まった悩みなのです。
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水草に生えたコケの正体がわからない!取り方もわからない?
我が家の水草に生えているコケを調べてみたのですが、全然わかりませんでした。YouTubeで検索してみると、同じような状態のものを発見。
しかし、こちらの動画には続編があり、コケではなく根だったというオチでした。いや、うちのは明らかに根ではないんですけどね。絡まっているような感じではなく、ただ水草の葉から生えているだけ。明らかにコケだとは思うのですが、種類がわかりません。
コケの種類がわからないと取り方もわかりませんよね。コケ対策としては、まずはコケを食べてくれる生態にお願いするのが良いと思いますが、どう考えても生体が食べられるような感じではないのです。コケ取り生体に関してはこちらの記事をご覧ください。
熱帯魚でコケを食べるヤツ!ベスト9を揃えてみた!
このコケが生えている水槽では、レッドチェリーシュリンプ(レッドファイヤーシュリンプ)を飼育していました。普通、シュリンプと言えばコケ対策に有効だと思いますよね。しかし、水草に生えたコケは減るどころか、増える一方。
仕方が無いので、ヤマトヌマエビとシマカノコ貝を投入してみたのですが、全く変わらず・・・というのが現在の状況。
一般的に黒髭コケには木酢液が有効というのは有名な話。もしかすると、このコケも黒髭コケの取り方と同じかもしれませんよね。コケの見た目としては全然似てないのですが。というわけで、木酢液を使ってみることにしました。

というわけで、早速近くのホームセンターで木酢液を買ってきました。350mlもあれば十分なのですが、1.5リットルのペットボトルでの販売でした。コレ、どう考えても使い切れないでしょう。(笑)
さて、木酢液をどうやって使えば良いのでしょうか?
- コケの付いた水草を水槽から取り出す
- 水草に付いたコケに木酢液を塗る
- 30分放置する
- 木酢液を洗い流す
- 水草を水槽内に戻す
では、実際にどうなったのかを見てきましょう。
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木酢液を使って水草に付いたコケを取ろう!
早速、木酢液を100均で購入したハケを使って塗ってみました。バケツの中に抜けたコケのようなものがありますが、これは手で抜いてみたものです。結構サクサク抜けたので、調子に乗って抜いていたら、葉が取れてしまったのでやめました。(笑)

その後は大人しく木酢液を水草の葉の部分に塗って放置。なるべく水草の根の方には塗らないようにしたつもりなのですが、結局どっぷり浸かっていますね。でも、意外と大丈夫そうです。その後もブセファランドラが枯れることはありませんでした。
約30分間放置してから何度か水洗いをして木酢液を洗い流します。しかし、木酢液の臭いって強烈ですよね。手に付着した木酢液の臭いがなかなか取れなくて。そんなにイヤな臭いではないのですが・・・

水槽内に戻したのが上の写真。最初よりコケの色が薄く、黄色っぽくなっているのがわかるでしょうか。コケ自体も元気が無くなったように感じました。早速ヤマトヌマエビが飛びついて来たのですが、以前よりは食べ易くなっているということでしょうか?
他のエビ達も気になっている様子ですので、もしかするとエビ達の餌になるのかもしれません。
まとめ
今日は、水草に付いたコケの取り方について取り上げてみました。
コケ対策としては、第1にコケの生えない水質、そして第2にコケ取り生体の導入というところだと思います。しかし、今回私が悩まされていたのは、見たことのないような頑固なコケだったのです。ですから、コケ取り生体も歯が立たないという状態・・・

そこで試してみたのが、木酢液を使ったコケの取り方でした。木酢液をコケに直接塗布した直後からコケの調子は悪くなったように感じられ、勢力も徐々に衰えているように感じています。上の写真がその時の写真。コケが黄色く変色しているのが解ります。
そして、木酢液を塗ってから約24時間経過した時の写真がこちら。

何故かコケが真っ白になりました。そして、ヤマトヌマエビだけではなく、レッドチェリーシュリンプも突っついていました。特に稚エビが沢山寄ってきていたので、二度びっくり!
コケは木酢液を使用してから少しずつ減っているのですが、まだまだ完全に無くなるまでには時間が掛かりそうです。今後のヤマトヌマエビの活躍に期待したいと思います。
通常の苔であれば、貝などを掃除屋さんとして導入するがおすすめです。詳しくはこちらの記事をごらんください。
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