夏場は外のビオトープでメダカを飼育しているというT美さんですが、冬場は室内水槽に移すそうです。
外掛けフィルターの水流を弱める良い方法知りませんか?
困った時には外掛けフィルターという印象のお手軽フィルターですが、水流や音の悩みって多くないですか?
というわけで、今日は
外掛けフィルターの水流を弱める方法を考えよう!!
というテーマを取り上げてみたいと思います。今日は3つの方法を紹介したいと思います。その中の1つを試すのもよし、3つ全部取り入れるのもよし。それはあなた次第です。
SPONSORED LINK
外掛けフィルターの水流を弱める3つの方法!
一般的な外掛けフィルターには水流調整つまみがついているので、そのつまみを調整することで水流を弱めることができます。こちらの動画が参考になります。
この方法については元々の機能ということで、それ以外の方法を考えてみましょう。紹介するのは、次の3つの方法です。
- 水面を高くする(排水高さと同じくらいに)
- 排水部にウールマットを取り付ける
- ストレーナー部分にウールやスポンジを巻き付ける
まず、1つ目の方法は水を少し多く入れて、水面と排水面を同じくらいの高さにするという方法です。これは凄く簡単にできるので是非試してみてください。音も静かになると思います。但し、それ程水流を弱める効果は無いかもしれません。
2つ目の方法は、外掛けフィルターの排水部にウールマットを取り付けるという方法です。
上の写真のようにウールマットを取り付けることで水が落ちる場所が分散し、水流が弱まることになります。水の給水・排水に関しては対策前と同じです。
そして、3つ目の方法は吸い込む水の量を少なくするという方法になります。ストレーナー部分に付けるスポンジが市販されてますが、それと同じようにウールマットを取り付けます。巻いて輪ゴムで止めればOKでしょう。また、ストレーナー部分にメラミンスポンジなどを詰めるという方もおられます。
わざと詰まらせるというイメージですね。但し、この方法の欠点としては、吸い込む水の量が減ってしまうということと、汚れ易いのでこまめな交換や清掃が必要ということです。
しかし、ろ過装置の水流を弱めるということはデメリットもあるので注意が必要です。
SPONSORED LINK
外部フィルターの水流の強さは濾過能力と関係している!
外部フィルターの水流の強さと濾過能力の関係を考えてみると・・・
水流を弱くする→水の循環量が減る→濾過能力が落ちる
という図式が思い付きますが、水流と濾過能力は必ずしも比例するわけではありません。比例するとすれば、物理濾過能力でしょう。吸い込む力が弱まるので当然と言えます。逆に、生物濾過能力については水流が少し弱い方が繁殖し易いという話もあります。実際のところは実験したわけではないのでわかりませんが・・・
濾過についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、よかったら参考にしてください。
まとめ
今日は、外掛けフィルターの水流を弱める方法について考えてみました。メダカは元々水の流れが殆ど無いような場所に生息しているらしく、飼育するにあたっても水流が弱い方が良いとされています。
もう一度記事を振り返ってみましょう。
外掛けフィルターの水流を弱める方法としては、水流調整つまみを使って調整するのが最も簡単です。その他の方法としては、下の3つの方法。
- 水面を高くする(排水高さと同じくらいに)
- 排水部にウールマットを取り付ける
- ストレーナー部分にウールやスポンジを巻き付ける
どれも少し手を加えるだけで対策ができてしまいますので、水流で悩んでいる場合は是非挑戦してみてください。ちなみに、ストレーナー部分に取り付ける市販のスポンジでは目が粗くて水の勢いを止めることはできません。
但し、外部フィルターの水流を弱めるということは、濾過能力も弱めるということに他なりません。特に、物理濾過は吸い込み量が少なくなるので能力も少なくなってしまいます。その点に注意して、余裕のある水槽、生体の数を考えながら飼育しましょう。
SPONSORED LINK