先日ヤフオクで購入したメダカの卵がぽつぽつと孵化してきました。メダカの卵に関してはこちらの記事をご覧ください。
とりあえず、現在は市販の稚魚用の粉末の餌を与えてみたのですが、まだヨークサックがあるので餌は不要みたいです。
というわけで、今日は
メダカの針子にはどんな餌を与えるのが良いの?
ということについて調べてみました。最近は少し心の余裕もできてきたので、色んなことに挑戦してみたいと思います。ですから、まずは下調べからという感じですね。もしかすると、あなたもメダカの餌に関する情報が多過ぎて迷っているかもしれませんね。でも、もう大丈夫です。一緒にメダカの針子を大きく成長させましょう!
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目次
メダカの針子は一般的にどんな餌を与えるの?
メダカは卵から孵化してからある程度大きくなるまでが難しいというのは私も良くわかっています。こちらの記事に稚魚の育成に関することはまとめたので、大まかな育成方法については大丈夫だと思います。
しかし、同じように飼育していても成長度合いが全然違ってくるということは非常に多いようです。そんな時にはこちらの動画が参考になりますね。
多くの稚魚を一つの容器で育てると、なかなか成長しない個体が多いという場合には少数飼いをすると良いということですね。場所とか環境とかの問題があって難しいかもしれませんが、とても参考になりました。
しかし、現在最も頭を悩ませているのは、どんな餌を与えれば良いのかということです。メダカの針子に与える餌と言えば、
- 人工飼料
- グリーンウォーター(青水)
- ゾウリムシ
- ブラインシュリンプ
というところが一般的のようです。では、何故このような餌が好まれているのでしょうか?それは、大前提として針子の口の大きさで食べられることです。メダカの針子は口の大きさが約0.3mm。ですから、0.3mm以下の大きさの餌でなければ食べられません。
そして、栄養価が高いということも一つのポイントですね。それでは、それぞれについてメリットとデメリットも踏まえてもう少し詳しく見ていきましょう。
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針子の育成にはバランス栄養食の人工飼料を!
メダカの針子育成用の餌として、最も手が掛からないのは稚魚用の人工飼料を購入することです。人工飼料のメリットとデメリットを考えてみましょう。
- 手間が掛からない
- 栄養バランスが良い
- どこでも入手できる
- 食べ残しによって水質が悪化する
- 食いつきが悪い可能性がある
最近の人工飼料は非常に栄養価が高く、バランスが取れている商品が多くなっています。ですから、メダカの飼育になるべく手間を掛けたくないという場合には針子の餌として人工飼料を与えるのが良いでしょう。
但し、注意しなければならないのは餌の大きさですね。稚魚用の餌として販売されている人工飼料には同じメーカーでも粒の大きさが違うものがありますが、針子育成に向いているのは最も小さな粉末タイプの商品です。
また、成魚用の人工飼料を細かく磨り潰して針子の餌として与えるのも良いと思います。しかし、磨り潰す道具や手間ということを考えると、稚魚用の餌として売られている商品を購入することをお勧めします。
では、人工飼料以外について見ていきましょう。まずはグリーンウォーターから。
メダカや金魚の針子飼育に最も適しているのはグリーンウォーターだった!
メダカや金魚のブリーダーはグリーンウォーターで針子を飼育をされている方が殆どではないでしょうか。それは、凄いメリットがあるからですね。グリーンウォーターの主成分は緑藻類です。つまり、植物プランクトンが豊富ということですね。
- 水質を浄化してくれる
- 栄養価が高い
- 生存率を上げることができる
- 維持するのが難しい
- 中が見えないので鑑賞には不向き
- 害虫などが侵入しても発見し辛い
- 濃過ぎると酸欠になる可能性もある
前述したように、グリーンウォーターは主に植物性プランクトンなので、生体が排出したものを栄養とします。ですから、水質を浄化してくれるので水替えの頻度を少なくすることもできるのですが、やはり見た目が良くないですよね。観賞魚としてメダカを飼育しているのに、鑑賞ができない状態というのは良くありません。
ですから、グリーンウォーターを針子の餌とするのは、ブリーダーにとっては最善の方法だと思いますが、そうでない場合はちょっと手を出しにくいのではないでしょうか。
そんな時にはゾウリムシ!!
針子には生餌を!簡単に培養できるゾウリムシが最適!
今まで生餌と言えば、勝手に繁殖したボウフラくらいしか与えたことがなかったのですが、メダカの針子はボウフラを食べることはできません。逆に食べられてしまうことがあるかも・・・
ということで、今度挑戦してみようと思っているのが単細胞生物のゾウリムシです。ゾウリムシの大きさは0.05mm~0.2mmなので、針子の餌としては最適ですよね。
- 食いつきが良い
- 栄養価が高い
- 培養が簡単
- 夏はニオイがきつい
- 成魚の餌としては物足りない
ゾウリムシは単細胞生物なので、細胞分裂によってどんどん増殖します。ですから、培養は比較的簡単ということですね。ブラインシュリンプなどと比較するとかなり簡単なのではないでしょうか。
ゾウリムシを培養するには、まずゾウリムシを入手しなければなりませんが、楽天やヤフオクで簡単に入手できます。是非挑戦してみてください。
デメリットとしては、ニオイがきついということですね。特に夏場の高温時には気を付けた方が良いかもしれません。でも、その他にはデメリットと呼べるほどのことも無いので、メダカの針子用の餌としてはかなり優秀なのではないかと考えます。
ゾウリムシの培養に関してはこちらの記事も参考にしてください。
みんな大好きブラインシュリンプ!稚魚育成には最適
稚魚の餌と言えばブラインシュリンプ。栄養価が高いのもおすすめポイントですが、それよりも生餌というところが最大のポイントです。
ブラインシュリンプは良く動くので、メダカの稚魚も食いつきがとにかく凄い!実は、私は今までブラインシュリンプに関しては手間が掛かりそうという理由だけで避けていたのですが、実は意外と簡単でした。慣れれば本当に時間も掛かりませんのでおすすめです。
ブラインシュリンプの沸かし方に関してはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今日は、メダカの針子に与える餌について考えてみました。ここでは取り上げませんでしたが、他にもミドリムシやクロレラなども有名ですが、培養が少し難しそうだったので取り上げませんでした。楽天市場で検索すると購入できますので、興味のある方は挑戦してみてください。
では、もう一度記事を振り返ってみたいと思います。
一般的に針子の餌として用いられるのは次の3種類でしょう。
- 人工飼料
- グリーンウォーター(青水)
- ゾウリムシ
- ブラインシュリンプ
それぞれにメリットとデメリットがありますが、その中でも一番のおすすめはブラインシュリンプです。思っていたよりも手間が掛からず、失敗する可能性も極めて低いいので針子の餌としても最適!
まだ挑戦したことないよって人は是非挑戦してみてください。
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