特に無いかも。
私が個人的にメダカ飼育が難しいと思うのは、稚魚の飼育方法です。メダカの寿命は一般的に1~2年ですが、稚魚が育たなければどんどん減ってしまいますよ。
というわけで、今日は
メダカの稚魚が死ぬのはナゼ?
ということについて考えてみたいと思います。あなたもメダカの稚魚が死ぬ原因を知って、生存率をUPさせましょう。
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目次
メダカの稚魚が死ぬ5つの原因!
早速ですが、メダカの稚魚が死ぬ原因について考えてみました。他にも色々とあるかもしれませんが、私が考えたワースト5はこちら。
- 餌が足りずに餓死してしまう
- 水流が強く体力を消耗する
- 水質の悪化
- 水温の変化が大きい
- 狭いところに挟まってしまう
それを踏まえた上で、こちらの動画(約6分)を見てみましょう。なんと、稚魚の生存率100%だそうです。色々と気付く点が多いと思いますので、じっくり見てください。
どうでしょうか?上記の原因にあたるような箇所については全て取り除いているという印象を受けましたよね?では、もう少し詳しく見てみましょう。
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メダカの稚魚は餌が足りないと餓死してしまう!
ビオトープでメダカを飼育しているような場合、餌を与えないというのが基本です。それは飼育容器内に藻やプランクトンなどが大量に発生していて餌を与えなくても栄養を得ることができるからです。
しかし、メダカの繁殖を狙った場合、稚魚が成魚に食べられないように別々に飼育しますよね。稚魚を飼育している容器も同じように栄養豊富な飼育水なら問題はないと思いますが、プラケースの新しい水で稚魚を飼育するという場合は餌が必要です。しかも、餌が少ないと餓死してしまう可能性が高いのです。
ビオトープのイメージがあるので・・・
という認識を持っている人も多いかもしれません。しかし、実際はそうではありません。
特に、メダカが孵化してから2週間というのはメダカの成長にとってとっても重要な期間。この期間に豊富な栄養を得られるか否かで生存率は大きく変わってきます。
では、先程の動画をもう一度思い出してみましょう。動画内では餌やりは1日に3回ということでした。3回って多いように思いますよね。でも、2回よりは3回与えた方が良いでしょう。
そして、先程の動画では細かな気遣いがありましたね。全ての稚魚が餌を食べられるように、一か所にまとめて餌を与えないということでした。粉末状の餌は広がるので問題無いように思いますが、こういった点も少しだけ気にすると良いでしょう。
しかし、餌を大量に与えると水質が悪化することになりますが、だからと言って濾過器やエアレーションを使用するとメダカの稚魚にとっては命取りです。死ぬ原因にもなりかねません。
メダカの稚魚に強い水流は絶対NG!泡がはじけただけでも大津波!
メダカは元々水流の弱いところに生息する魚です。ですから、基本的に強い水流はNG。しかも、メダカの稚魚にとってはちょっとした水流でも体力を奪うことになってしまいます。
体力が無くなって、弱ってしまい、最終的に死ぬという流れですね。
ですから、濾過器の水流やエアレーションの水流も無い方が良いでしょう。良く言われるのが、エアレーションの泡がはじけるだけでもメダカの稚魚にはかなりのストレスが掛かるということです。そして、体力もかなり消耗することになるでしょう。
メダカの稚魚からすれば、エアレーションの泡がはじけただけでも津波くらいの威力なのかもしれません。では、濾過器やエアレーションが使えないとなると、水質悪化を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
メダカの稚魚水槽!水質の悪化はどうやって防ぐ?
メダカの稚魚は餓死するかもしれないから餌は沢山与えましょう。でも、濾過器の水流はメダカの稚魚にとっては大変なストレスだから使用できません。濾過器が使えないということは、水質悪化するのは当然の流れですよね。
しかし、水質悪化も当然メダカの稚魚にとっては死活問題。そんな時は水換えをするしかありません。動画内でも水換えを行って水質を維持されていました。やはり、メダカの稚魚を飼育する上での水質維持は水換えが最善の方法でしょう。
水換えの方法としては、2~3日に1回、3分の1程度の換水が適当でしょう。勿論、急激な水質変化も良くないので、できることなら点滴法がおすすめです。水換えに関してはこちらの記事も参考にしてください。
水換えの時も水温には注意する必要がありますが、実は水換え時以外でも水温の変化はメダカの稚魚にとってストレスになります。
メダカの稚魚は水温の変化に弱い!
メダカは急激な水質変化や水温の変化には弱い魚種です。そして、メダカの稚魚の場合は更に敏感になるでしょう。特に、メダカの卵や稚魚を隔離して飼育する場合は小さな容器で飼育することが多いでしょう。
特に夏には朝晩の気温差が非常に大きくなり、それに伴って水温も変化することになります。大きな容器の場合は水温変化が穏やかなのでそれ程気にする必要はないでしょう。しかし、水の量が少ない場合には水温の変化が激しくなるので注意が必要です。
ですから、出来る限り気温変化の少ない場所に置いてあげましょう。なかなか難しいですが。ちなみに、メダカの稚魚は25℃くらいが適温と言われますが、18~28℃の間なら大きな問題は無いでしょう。
今年の猛暑では水温も40℃近くになってしまったという人も居られるのではないでしょうか。我が家は34℃くらいが最高でしたが、やはりエビなどには過酷な水温だったようです。
では最後に、メダカの稚魚はどのような水槽で飼育するのが良いのかということについて見ていきましょう。
メダカの稚魚が狭いところに挟まって死ぬケースも・・・
多くのメダカ愛好家達はメダカの稚魚を飼育する時にはベアタンクを使用しています。つまり、砂利などを敷いていない水槽ですね。
って思いますよね。その理由は清掃作業を簡単に済ませることができるということです。しかし、実は本当の理由はそうではなかったのです。
実は、メダカの稚魚が砂利や石の間に挟まって死ぬということを防ぐ為だったのです。
私もそういう経験が無かったので、
と思っていたのですが、メダカあるあるだったようなのです。だから、挟まる箇所がなるべく少ないようにベアタンクを使用するということですね。
メダカの稚魚飼育には余計な物は要らないということでしょう。
まとめ
今日は、メダカの稚魚が死ぬ原因について考えてみました。折角卵から孵化したメダカ達なので、なるべく死なないように上手に育てられると良いですね。
では、もう一度記事を振り返ってみたいと思います。
私が考えた、メダカの稚魚が死ぬ原因ワースト5はこちらです。
- 餌が足りずに餓死してしまう
- 水流が強く体力を消耗する
- 水質の悪化
- 水温の変化が大きい
- 狭いところに挟まってしまう
特に、餌に関しては多過ぎず少な過ぎずというバランスが難しいかもしれませんが、日々の様子を見ながら調整していくのが良いかもしれませんね。
メダカの稚魚が1匹も死ぬことなく成長することを願っています。
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