水槽の水換えって手間が掛かるイメージがありますよね。私の場合、なかなか時間が取れないということもあって、たまに放置してしまいます。
というわけで、今日は
水槽の水換え!簡単な方法はないですか?
というテーマを取り上げてみたいと思います。生体を飼育していると水槽の水換えをしてあげないと可哀相ですよね。でも、できることなら簡単な方法でやってみたい。
簡単な水換えの方法ってあるのでしょうか・・・
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水槽の水換えはプロホース!掃除もできる凄いヤツ!
まずは基本的な水換えの方法を見ていきましょう。ホームセンターのコメリが分かり易い動画を公開していますので、参考にしてみてください。
基本的な水槽の水換えの手順はこちらです。
- エアーポンプ・濾過機等の電源を切る
- 水換えポンプで水槽の1/3程度の水を抜く
- 水を抜き取る時は低床の掃除も行う
- 生態を別の場所に移して水槽のガラス面を掃除する
- 濾過機のフィルターを掃除(場合によっては交換)する
- 水のカルキを中和し、温度を合わせてから給水する
- 生態を水槽に戻す
- エアーポンプ・濾過機等の電源を入れる
それ程難しいわけではないのですが、文字にすると意外としなければならないことが多いように感じますね。水換えを簡単に行う方法ということを考えると、それ程改善すべき点は見当たりません。
強いて言うなら、
- 水を抜き取った後のバケツの水を何とかしたい
- 温度合わせをしなくても良い方法がないか
- 給水時の手間をもう少し省けないか
ということくらいでしょう。
それを踏まえつつ、まずは水換えに必要な道具を揃えましょう。必要な物は下の2つ。
- バケツ
- プロホース
排水に使用するのはプロホース、もしくは同等の商品(100均ショップでも類似品が販売されている)です。石油ストーブに灯油を入れるポンプをイメージして頂ければ良いかと思います。最近は電動の物が増えましたが、手動でシュポシュポするタイプの方が安心して使用できますね。
注水に使用するのはバケツで直接というのが一番簡単かもしれません。また、風呂場で使用するような電動ポンプを使用されている方も居られます。
では、飼育水の抜き取り作業と給水作業について注意点等も踏まえつつ、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
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排水は直接排水口に流すという方法も・・・
プロホースの使い方はとっても簡単。サイフォン方式と呼ばれる方法です。
水槽よりも低い位置にバケツを配置し、後は水槽の水をシュポシュポと吸い出すだけ。一旦水が出始めたら水槽側を抜くまで水が流れ続けます。
シュポシュポするのは最初だけなので、後は水がバケツから溢れないように注意しながら低床のゴミ掃除をしつつ、排水をします。
但し、稚魚や稚エビなどの小さい生体も吸い込んでしまう可能性が高いので注意が必要です。気を付けてるつもりでも吸い込んでしまうことはあるので、吸い出した水を後から確認できると良いですね。
大型水槽などで大量に水換えが必要な場合には、いちいちバケツに水を溜めるのは大変です。そこでおすすめしたいのが、
ホースを延長して直接下水に排水する
という方法です。この方法の優れている点は、バケツが溢れるなどして床が濡れる配が無い点です。水の入った重いバケツを運ぶ手間も要らなくなります。
但し、家の中(外)の排水口までホースを這わす必要があるので家族の理解が無ければできない方法かもしれません。
注意点としては、排水口にゴミが流れないように気を付けなければならない点です。ホースの先端を網などでゴミを受ける必要があるでしょう。
では、次に水槽への給水について見ていきましょう。
水槽に水を入れる時はちょっと工夫してみよう!
水槽に水を入れる場合、
- カルキ抜き済み
- 水槽とほぼ同じ水温
という水を準備しましょう。水道水(特に上水道)はカルキ抜きをしなければ生体は死んでしまう可能性があります。特にエビなどは繊細なので気を付けましょう。
カルキを抜く方法は
- 塩素中和剤を使用する
- 汲み置きした水を使用する
という2通りがありますが、私の場合は基本的に井戸水を使用しているので、カルキ抜きはしていません。上水道を使用する場合のみ、中和剤を使用しています。
また、急激な水温の変化も生体には負担が掛かるので、できる限り水槽内の飼育水と同じ温度にしておきましょう。温度を合わせる方法としては、
- 水にお湯を混ぜて温度を合わせる
- ヒーターを使用して温度調節する
という2通りが主流です。
私の場合は、最近点滴法を覚えたので、ゆっくり給水することにしています。ゆっくり給水しているので、恐らく大きく水温が変化することはありません。
点滴法については、こちらの『水合わせ』の記事をご覧ください。
水槽内の水を抜き出すのと同様にプロホースを使用して給水する方法や、お風呂用の電動ポンプを使用して給水する方法もありますが、その場合は水流を弱めるような工夫が必要になります。
方法としては、水槽内に容器を浮かべるなどして、その容器に注水するというのが良いでしょう。ホースの先に紙コップを取り付けたりして対応されている方もおられます。
ベアタンクの場合はそれ程問題にはならないかもしれませんが、低床や水草のある水槽の場合はちょっとした工夫が必要です。
まとめ
今日は水槽の水換え方法について取り上げてみました。できるだけ簡単な方法は無いかと思って模索してみたのですが、基本的には簡単な単純作業なので、それ以上簡単に・・というと少し難しいですね。
しかし、ある程度慣れてしまうと意外と簡単にできるようになります。水換えをすると魚たちも喜んでくれますよね?
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
水槽の水換えの基本的な手順としては、次の通りでした。
- エアーポンプ・濾過機等の電源を切る
- 水換えポンプで水槽の1/3程度の水を抜く
- 水を抜き取る時は低床の掃除も行う
- 生態を別の場所に移して水槽のガラス面を掃除する
- 濾過機のフィルターを掃除(場合によっては交換)する
- 水のカルキを中和し、温度を合わせてから給水する
- 生態を水槽に戻す
- エアーポンプ・濾過機等の電源を入れる
この作業を簡単にするポイントは、
- 排水時にホースを延長して直接排水口に水を流す
- 給水時にはポンプを使う(水流対策が必要)
- 給水時に点滴方式でゆっくり行う(温度合わせを削減)
といったところでしょう。お風呂用のポンプは水流が強いので、水槽専用のこちらの商品を使用してみるのも良いかもしれませんね。私は使用したことがありませんが・・・
という方が居られたら、ご意見お寄せください。メッセージ、コメントお待ちしております。
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