それはかれこれ10年近く前の話になりますが・・・
Kさんからグッピーを頂くことになりました。娘がホームセンターで見掛けたメダカを飼いたがっていたこともあり、タイミング的にはバッチリだったのです。
水槽とか、何も無いんで。
とは言うものの・・・
子供の頃に金魚を飼っていたことはありましたが、熱帯魚は全くの初心者。うちには魚を飼う為の機材というものは何一つありません。

とりあえず水槽を買うところから・・・
と、さっぱり見当もつきません。
というわけで、今日は
熱帯魚初心者はどんな水槽を買えばいいの?
ということについて考えてみたいと思います。
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熱帯魚初心者が揃えるべき機材は何?
やっぱり熱帯魚はいいですね。グッピーとか見てるだけで癒されます。仕事で疲れて帰ってきてから、リビングの水槽をボケ~~っと眺めていたいですね。憧れはこんな水槽。
上の動画のような感じで熱帯魚をお迎えしたいですね。というわけで、まずは熱帯魚を飼育するのに最低限必要な機材(水槽含む)は何かということを調べてみました。
- 水槽
- フィルター(ろ過装置)
- 照明(無くても良い)
- 底砂(無くても良い)
- ヒーター
- 温度計
- 水槽台(他の物で代用可)
照明については必須ではありませんが、あった方が綺麗に見えますので欲しいですね。底砂については無くても良いのですが、初心者が飼育環境を整えるという意味では入れるべきでしょう。
そして、水槽台については、専用の物が好ましいとされています。その理由は耐荷重。水槽って思ったより重いんですよね。
一般的な水槽の重さを調べてみました。
- 45cm水槽:約40kg
- 60cm水槽:約60kg
- 90cm水槽:約150kg
- 120cm水槽:約200kg
どうでしょう?ホームセンターで買ったカラーボックスで耐えられるでしょうか?私の友人は45cm水槽を載せていた本棚が破損して大惨事になったと嘆いていましたが、そんなことの無いようにしたいですね。
現状で水槽の置き場所が確保できているのなら新しく水槽台を購入する必要は無いと思いますが、耐荷重と言う点だけ注意が必要です。

さて、そんな水槽関係の器具一式を拘りの強い人なら別々に選ぶと思いますが、初心者はセットになった商品を購入する方が良いでしょう。例えば楽天で購入できるこちらの水槽セット。
![]() お一人様1点限り GEX マリーナ600 LEDセット 水槽セット 関東当日便 |
水槽に上部フィルターとLED照明がセットになってこの価格です。通常、60cm水槽用の上部フィルターとLED照明を個別に購入する場合、それぞれ5,000円程度は必要となってきます。
それがセットになるとこの価格で購入できるのです。お得感満載ですよね。ですから、熱帯魚初心者にはこういった水槽セットがオススメ!!
問題は水槽の大きさです。
そんなに沢山の熱帯魚飼うつもりもないし。
って思いますよね。
でも、実は初心者に最適なのが60cm水槽なのです。その理由をお話ししましょう。
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熱帯魚初心者なら黙って60cm水槽を買おう!!
水槽の大きさは色々ですよね。20cm未満の物もあれば、120cmや180cmなんて凄く大きな物もあります。
という風に考えるのが普通かもしれません。20cm水槽や30cm水槽のような小型水槽の方が置き場所にも困らないし、水槽自体の価格も安いですよね。
大きな水槽なんて掃除をするのも大変そう。どう考えても小型水槽の方がが初心者向けでしょ?って思いますが、実は
- 水質維持・水質管理
- 設備自体の価格
という面で考えた場合、最もバランスが良いのが60cm水槽なのです。
水質管理が容易なのはどんな水槽?
水質管理というとどういうことが必要なのでしょうか?熱帯魚は当然ながら水槽の水の中で生活しています。そして、当然ながらトイレなんてものはありませんよね。つまり、糞尿は自分たちの生活している水中に垂れ流し状態ということになります。
その糞尿が増えるようなことになると、水質が悪化して熱帯魚達も住めなくなってしまいます。そうなると当然、熱帯魚は病気なるので要注意ですね。
しかし、極端な話をすると、大きな水槽に熱帯魚が一匹だけ住んでいたら、水質悪化なんて殆ど考えなくても良いわけです。
つまり、水槽内の水量が多い方が水質維持・水質管理が容易となります。
30cm水槽よりは45cm、60cm水槽の方が水質維持は容易。60cm水槽よりは120cm水槽の方が水質管理は容易ということですね。
では、水槽自体の価格についても見ていきましょう。
価格は60cm水槽が最も手頃
先程紹介したGEXのマリーナ600という商品のサイズ違いの価格を見てみましょう。メーカーサイトでは価格がオープンとなっていましたので定価での比較はできませんでしたので、先程のショップの価格で比較してみました。
- GEXマリーナ450:6,409円
- GEXマリーナ600:7,980円
- GEXマリーナ900:24,327円
- GEXマリーナ1200(水槽単体):35,659円
どうでしょうか?45cm水槽と60cm水槽の価格はそれ程差がありませんが、90cm水槽になると60cm水槽の3倍以上の価格になってしまいます。そして、120cm水槽になると、セットの商品すら見つけられませんでした。(笑)
どうしてこんなに違うかというと、やはり市場に出回っている水槽の殆どが60cm以下の水槽だからなのです。そして、当然60cmを超えるとフィルターや照明に関しても価格の上昇幅が上がりますよね。
つまり、
購入するなら60cm水槽が最もお買い得!
ということになります。
まとめ
初心者が熱帯魚を飼育するにあたり最も重要な水槽選びということについて見ていきました。では、もう一度簡単に記事をおさらいしてみましょう。

熱帯魚の飼育に最低限必要な物は以下の通りです。
- 水槽
- フィルター(ろ過装置)
- 照明(無くても良い)
- 底砂(無くても良い)
- ヒーター
- 温度計
- 水槽台(他の物で代用可)
そして、最も重要なのが水槽の大きさ。初心者に最もオススメなのが60cm水槽ということになります。その理由は、
- 水質維持・水質管理が容易
- 設備自体の価格が安い
ということです。
ちなみに、最も良く壊れるのがヒーターでしょう。ヒーターは消耗品扱いです。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
私の場合も多分に漏れず、一番最初に60cm水槽を購入しました。60cm水槽が手頃な価格で購入できることを知ったので、少ないお小遣いの中から何とか捻出して水槽を購入したという感じですね。そして、Kさんからグッピーを譲って貰うことになりました。但し、その時はまだ熱帯魚の飼育環境について全くの無知だったので、失敗もありました。
失敗しない為には、まずは水槽を立ち上げる準備をすることです。こちらの記事を参考にしてください。
ここから私のハラハラドキドキ熱帯魚ライフが始まったのです。
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