最近、水草育成に力を入れているというmarinさん。CO2の添加をするのに、今まではエアストーンを使用していたそうですが、先日CO2ディフューザーを購入したそうです。
CO2あるあるですよね。
どうやら、marinさんはCO2の泡が出ないからと2日間悩み続けていたそうです。

というわけで、今日は
CO2ディフューザーの使い方がわからないんだけど・・・
というテーマを取り上げてみたいと思います。CO2ディフューザーに関しては、実は私も最初全然わからなくて困った経験がありました。ただ単に繋げばOKだと思っていたのですが、ちょっとひと手間掛けないと駄目みたいです。
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目次
CO2ディフューザーにはまず水を入れるところから!!
marinさんは今のところ、自作した発酵式のCO2添加装置を使用されています。ちなみに、コストの掛からない発酵式CO2添加装置の作り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
そんな発酵式CO2添加装置にディフューザーを取り付けてみても、全く泡が出る気配が無いいうことで、発酵が全部終わったのだと思ったそうです。しかし、中身を全部入れ替えて再度取り付けてみても、全くCO2が出る気配はなかったらしく、
と思い、丸1日様子を見ていたそうです。しかし、CO2は外に出ていなくても発酵していたようで、ペットボトルはパンパンに膨れ上がってしまいました。仕方がなく、元のエアストーンに戻したとのこと。
marinさんが購入したCO2ディフューザーはこちらの商品。
商品に付属していた簡易的な説明書には、ディフューザーの使い方について詳しい説明は書かれていません。
しかし、同じような他社製品を見てみると、ディフューザー内に水を入れるようにと書かれています。しかし、これが一筋縄では入らない構造になっているので困ってしまいます。方法としては、
- ディフューザーにチューブを付けて吸い込む
- ディフューザーを水の中で振る
という方法が紹介されています。しかし、言葉で聞くと簡単そうなのですが、実はこれがかなり大変な作業なのです。
まず、一つ目のディフューザーにチューブを付けて吸い込むという方法については、かなり頑張ってほんの少し入ってくるというイメージです。体力的にかなりキツイですね。そして、ディフューザーを水の中で振るという方法についても、振っても振っても水は入らないイメージです。
と思って、他の人の話を聞いてみたところ、シリンジで吸う(または水を入れる)とディフューザー内に水を入れることができるというのです。
シリンジと言っても、医療用の注射器はなかなか手に入れられませんよね。そんな時に便利なお店、それが100均です。実は、100均ショップの化粧品関連のコーナーに行けば、丁度良いシリンジが置いてあるのです。

シリンジの本来の使用目的は香水などの入れ替えですが、これが意外と使えるのです。シリンジの先にチューブを付ければ・・・何ということでしょう。ディフューザーとシリンジが一体型に!!後は吸うなり、出すなりすればOKですね。
ところで、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?実はCO2の圧力が弱い場合(ディフューザーを取り付けた直後)はホース内やディフューザー内の圧力に負けてしまうようです。ですから、marinさんがもう少し辛抱強く待っていれば、自然とCO2の泡が出てきたという可能性もあります。
では、CO2の泡が出るようになったディフューザーを水槽内のどこに設置すれば効率的にCO2を添加することができるのでしょう?
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CO2ディフューザーを設置する場所はどこが最適?
marinさんは、水草水槽で外部ろ過装置をしようしています。marinさんのように、水草育成に力を入れている人の場合は外部ろ過を使用している場合が多いでしょう。
外部ろ過を使用している場合のCO2ディフューザーを設置する位置として最適なのは、ろ過装置の排水に近い箇所です。そして、できるだけ深い場所ですね。排水による水の流れにCO2を載せて拡散さます。
給水に近いところに設置すると、CO2がろ過装置の中に入り込む可能性が考えられます。そうなると、最悪エア噛みが発生するかもしれないので、給水部からは遠いところに設置しましょう。

ちなみに、最も効率的にCO2を添加する方法は、ミキサーです。CO2をより多く溶け込ますということを考えるのなら、ミキサーがおすすめです。
さて、ディフューザーをしようしていると、徐々に泡が出なくなったり、泡が大きくなってきたり、表面がコケまみれになってしまったり・・・ということになるでしょう。そんな時はどうすれば良いのでしょうか?
CO2ディフューザーが詰まったら!掃除方法を知って快適に使おう!
CO2ディフューザーは約1ヶ月も使用していると、コケまみれになってしまいます。そうなると、目が詰まって泡が思うように出なくなります。そんな時はディフューザーを掃除しましょう。
ディフューザーの掃除をする時、多くの人は「ブリーチ」「ハイター」などの塩素系漂白剤を使用されると思いますが、専用の洗浄液があるのをご存知でしたか?私は知りませんでした。流石、ADAという感じですが・・・
わざわざ専用の洗浄液を購入しなくても、市販の漂白剤で事足りるのではないかと考えます。入手困難のようにも思えます。ですから、私も市販の漂白剤を使用して掃除しています。
漂白剤というと、イヤ~な臭いがしますよね。そのまま水槽に入れる勇気はありませんし、ある程度洗ったとしても
なんて不安が心を過ります。ですから、何度も何度も濯ぐという方法も必要かと思いますが、最も簡単な方法は塩素中和剤(カルキ抜き)を使用することだと思います。
子供が小さい頃、哺乳瓶の消毒に「ミルトン」を使用していましたが、同じですね。有毒物質の塩素も、中和させてしまえばただの水・・・と言う感じです。そして、アクアリウムの世界ではカルキ抜きは一般常識ですよね。
塩素系の液体を使用したのなら、中和させれば何も問題がありません。つまり、漂白剤に浸けたディフューザーは、汚れが落ちてからカルキ抜きすれば良いということになります。
まとめ
今日は、CO2ディフューザーの使い方について取り上げてみました。ただ設置しただけでは泡が出ないという状況になるかもしれません。そんな時の対処方法を再度確認してみましょう。

CO2ディフューザーは、使用する前にディフューザー内に水を入れなければなりません。しかし、簡単には入らない仕組みになっていました。そんな時の対処方法としては、100均ショップで販売されている化粧品用のシリンジを使用することです。
シリンジとディフューザーをチューブで接続、そして水を直接入れるか、外から水を吸い込むかという二択でしょう。
設置場所については、外部フィルタを使用している場合は排水側に近い場所。そして、できれば深い場所に設置するのが良いでしょう。但し、CO2を効率的に溶け込ませたいというのではれば、ミキサーという方法もありますので、検討してみては如何でしょうか?
また、ディフューザーが汚れてきて、CO2の泡の出方がおかしいと感じた時には
- 漂白剤に浸ける
- カルキ抜きで塩素を中和させる
という手順で掃除をするのがおすすめです。
やってみると、CO2ディフューザーの使い方はとっても簡単ですよね。これで水草も大喜び!どんどん成長するに違いありません。
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