外部フィルターを使い始めたmarinさん、1ヶ月が経過したのでそろそろ掃除しようかと考えているようですが・・・
いや、それ以上経ってるかも。うちの外部フィルターもそろそろ掃除しようかな。
上部フィルターや外掛けフィルターの掃除するタイミングというのは、フィルターの状態を見ればすぐにわかりますよね。でも、外部フィルターはなかなかそういうわけにもいきません。
ちなみに、marinさんが外部フィルターを購入するときのことに関してはこちらの記事をご覧ください。
というわけで、今日は
外部フィルターの掃除頻度はどのくらい?
というテーマを取り上げてみたいと思います。外部フィルターの掃除って手間が掛かりますよね。ついつい先延ばしにしてしまいがちです。他の人はどのくらいの頻度で掃除しているのでしょうか?色んな人の意見を聞いてまとめてみました。
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外部フィルターは掃除をするタイミングを見極めろ!
こちらは3ヵ月使用した外部フィルターを掃除されている動画です。ただ掃除しているだけなのに、何だか凄い映像に見えてしまうので是非見てください。
動画の説明では、40cm×30cm×30cm水槽で、飼育されている生体は、
- 小型魚×10匹
- コリドラス×4匹
- ヌマエビ×多数
- 貝類×多数
ということです。それ程過密水槽というわけではなさそうですが、結構な汚れですよね。3ヵ月ということですが、マットの状態を見ていると、もう少し早めの掃除でも良いのではないかと考えます。この水槽なら、掃除頻度を2ヵ月程度と考えるのが良いのかもしれません。
しかし、一般的な外部フィルターの掃除頻度としては、2ヶ月くらいなのかと言うと、そういうわけでもありません。外部フィルターを掃除する頻度に関してSNSで質問したり、Q&Aサイトを見たりして調査してみたところ、辿り着いた答えは・・・
とことです。簡単に言えば、水槽の状態によって一つ一つ違うからということなのですが、それにしても色んな意見がありました。その一例がこちら。
- 1ヶ月に1度くらいで掃除した方が良いよ!
- 2ヶ月に1度くらいで良いんじゃない?
- 3ヶ月は掃除しなくても大丈夫だよ!
- うちの外部フィルターは1年以上掃除してない・・・
- 2年間放置してるけど、水質に問題無さそう
- 外部フィルターはなるべく触らない方が良いと思うよ
- 生体の数や種類によっても頻度は違うと思います
- 経験で掃除のタイミングを見極める
中には8年間掃除していないという猛者もおられました。本当に十人十色という印象ですね。
つまり、人によって掃除頻度に関する見解が違うようで、明確な回答が得られなかったということになります。しかし、それらの回答を見ているとおぼろげながら掃除頻度の目安となるものがわかってきました。
それは、以下に示すような兆候が現れたら掃除するタイミングだということです。
- エア噛みが増えてきた
- 水流が少なくなってきた
- 開けて確認してウールマットが汚れている
では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
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エア噛みが増えてきた
外部フィルターのエア噛みについては色々な原因が考えられます。最も多いのが、パッキンの劣化やホース接続部から濾過槽内に空気が入り込むということです。
他にも、飼育水に溶け込んでいる酸素や二酸化炭素が濾過槽内で水と分離して気体となっているケースや、濾過槽内の微生物が気体を発生させていることも考えられます。
エア噛みの頻度が低い場合には特に問題ではありません。しかし、頻繁に起こるような場合は一度外部フィルターを掃除し、パッキンなどの確認も行うべきタイミングと言えます。
パッキンが劣化している場合、エア噛みだけではなく、水漏れの可能性もあります。入念にチェックしておきましょう。
次に、
という場合について見ていきましょう。
水流が少なくなってきたら掃除すべし!
外部フィルターの水流が弱くなってきた・・・と感じたら、すぐに掃除をしましょう。外部フィルターの水流が弱くなる主な原因として考えられることは、下の5点。
- ホースの汚れ
- パイプの汚れ
- ホースの折れ曲がり
- インペラー(羽根)部分の汚れ
- ウールマットの汚れ
特にホースやパイプの汚れについては見た目で判断ができるので、非常に分かり易いですね。

ホースやパイプが多少汚れていても、水流にはそれ程影響を受けませんが、ホースやパイプの汚れはなかなか落とせないことも多いので、早め早めの対策を行った方が良いでしょう。また、インペラー部分が汚れている場合は、外部からは見え辛いということもあり、気が付けばゴミが溜まっていたなんてことになりかねません。
また、ウールマットが汚れも水流を弱くする原因です。ウールマットの汚れも見ればすぐにわかるものですが、本体を開けてみなければわからないということで、確認するだけでも手間が掛かります。
と思うかもしれませんね。それはそれで良いと思いますが。
水流が弱くなっているということは、濾過バクテリアにも影響を及ぼすことになりかねません。ですから、気が付いた時点で掃除をするのが得策ですね。
では、実際に外部フィルターを掃除する時の注意点はあるのでしょうか?
外部フィルターのろ材はどうやって掃除するの?
外部フィルターの掃除頻度について調べていると、掃除の方法についても人によって多少の違いがあることに気が付きました。それは、ろ材の洗い方です。私は基本的に、ろ材については殆ど洗わない派なのですが、比較的しっかり洗っている方も多くてびっくりしました。

しかし、共通している点としては
- ろ材は飼育水で洗う
というところですね。私の場合は、目立つゴミのような物が無いように、サッとすすぐ程度にしています。しかし、中には2度程念入りに洗い、その後に再度飼育水ですすぐという方もおられました。
この点は賛否両論あると思いますが、ろ材にはろ過バクテリアが棲息するための物ですよね。折角定着しているバクテリアを水で洗い流すというのはやはり勿体ない話だとは思いませんか?
ろ材以外に関してはできるだけ綺麗にした方が気持ちが良いとは思いますが、ろ材はそうではないですよね。
という意見もありますし、出来る限りバクテリアを減らさないようにするのが良いでしょう。
まとめ
今日は外部フィルターの掃除頻度ということについて調査してみました。外部フィルターの掃除って、外掛けフィルターや上部フィルターに比べると結構大変ですよね。特に、大きめの外部フィルターになると、中に入っているろ材も多くなりますし、更に手間が掛かります。
そんな外部フィルターの掃除頻度はどの程度が適当なのでしょうか?今日の話をまとめてみましょう。

外部フィルターの掃除頻度は、飼育している生態の種類や数によって大きく変わってきます。その目安となるのが、以下の3点です。
- エア噛みが増えてきた
- 水流が少なくなってきた
- 開けて確認してウールマットが汚れている
日頃から水槽をよく観察していると、気付くことだと思います。一般的には2ヵ月~3ヵ月に一度という頻度で掃除をしている人が多いようですが、あなたの水槽ではもっと頻繁に掃除をすべきかもしれませんし、逆にもっと長期間放置をしても大丈夫かもしれません。
その辺りは水質や外部フィルター回りの状態をよく見て判断をする必要があります。
外部フィルターはきちんとメンテナンスをすれば長い期間使用できるものなので、きちんと管理をして長い期間使用していきたいですね。そして、生体の為にも水槽の水質環境も維持できるようにしましょう。
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