グッピーは熱帯魚飼育の入門種と言われ、初心者でも飼育し易い魚種ですよね。しかし、飼育し易いと言っても、やはり基本的な部分を抑えておかなければ大失敗をすることになるでしょう。
実は、私がKさんからグッピーを頂いた後、まだ初心者だったこともあり、水槽崩壊の危機に陥ったことがありました。
うちのグッピーはそんなことなったことないけど・・・
ちゃんと濾過してるか?
早速外掛け式フィルターを購入することに。でも、それだけで良いのかわからなかったので、ネットで調べてみることにしたのですが・・・
グッピーを飼育する前に知っておくべきことが沢山あったようです。

というわけで、今日は
グッピー飼育は初心者失敗しない方法
というテーマを取り上げてみたいと思います。私のように失敗する人が減るようにとの思いを込めて記事を書かせて頂きました。
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目次
初心者でも失敗しない!グッピーの飼育5つのポイント!
グッピーを飼育する上で、注意すべきことは意外と沢山あるのですが、初心者の場合はアレコレ一度に言っても良くないと思い、ポイントを5つに絞ってみました。
- 水合わせは時間を掛けて!
- 初期はこまめな水換えを!
- 餌は少な目を心掛けよう!
- 飼育状況に合った濾過器を選ぼう!
- 水温は23~26℃!急激な変化は避けよう!
他にも、気になる点は多々ありますが、とりあえず上記の5項目を守っていれば、私のようにいきなり何匹かが死んでしまうということは無いでしょう。
私の場合は、その後調べて
ということで、市販のバクテリアなどを購入しましたが、恐らく必要なかったでしょう。そんなことよりも、上記の5項目ができていれば、問題が発生することはなかったと思われます。
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
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グッピーは最初が肝心!水合わせは時間を掛けて!
まずは買ってきた(頂いた)グッピーを自分の家の水槽に入れるところから考えてみましょう。ちなみに、できることなら2週間程度水作りをしておくと良いでしょう。
もし、時間的な余裕があるのでしたら、こちらの記事を参考にして水槽を立ち上げてみましょう。
但し、時間が無く、今すぐグッピーを水槽に入れたいという場合にはそこは省略して、水の入った水槽を用意してください。
水については、水道水を使用しても良いのですが、塩素成分が入っているとグッピーが死んでしまう可能性が高くなるので、カルキ抜き済みの水を使用します。
カルキ抜きはホームセンターにも売っている塩素中和剤で問題ありません。
塩素中和剤が無い場合は、汲み置きした水でも良いのですが、今後も必要となってくるので購入することをおすすめします。
そして、いよいよグッピーを水槽に入れますが・・・
初心者だった私は、グッピーをそのまま水槽に入れてしまいました。こんなこと、絶対にやっちゃだめです!!ちゃんと水合わせをしましょう。
水合わせについては、こちらの記事を参考にしてください。
水合わせに掛ける時間は、1時間くらいが最適だと考えます。グッピーは基本的に強い魚種なので、そこまで気を遣う必要はないかもしれませんが、念には念を入れておきましょう。
水合わせをして、水槽にグッピーを入れたら、しばらくそのまま様子を見ましょう。混泳する場合などは病気を持ち込まないようにトリートメントをする必要がありますが、グッピー単体なら問題ないでしょう。
トリートメントについては、塩浴がおすすめです。塩浴をする場合はこちらの記事を参考にしてください。
水槽立ち上げの初期はこまめな水換えを!
水槽を立ち上げてしばらく経っていて、水質が安定している場合についてはそれ程気にすることはありませんが、初期段階ではこまめな水換えをした方が良いでしょう。
新しく水槽を立ち上げた場合、濾過バクテリアが定着して水質が安定するまでに約1ヶ月くらいは掛かります。ですから、その間は水質が安定しないので、水換えが必要です。
水換えについては、一度の水換えの量を増やすのではなく、水換えの回数(頻度)を増やします。量を増やしてしまうと、水質変化が大きくなり、グッピーに負担が掛かりますので気を付けましょう。
水換えについては、こちらの記事も参考にしてください。
濾過バクテリアが機能していないと、グッピーの排泄物や残餌によってどんどん水質が悪化してしまいます。そんなことにならないようにこまめな水換えを行いましょう。
根本的な部分ですが、できることなら排泄物や残餌は少ない方が良いですよね・・・
餌は少な目を心掛けよう!
グッピーの排泄物や残餌をできる限り少なくしたいという場合に有効なのが、
ということですね。
沢山の餌を与えると、それだけ成長も早くなりますが、当然排泄物も多くなります。そして、全ての餌を食べきれないという場合も出てきますよね。
そう考えると、餌を沢山与えることは得策ではありません。餌の説明書などには5分程度で食べ切れる量の餌を与えるように書かれています。

できることなら、多くの餌を一度に与えるのではなく、少量の餌を与えて、食べ切ったらまた与えるという感じの方が良いと思います。
一度に沢山の餌を与えてしまうと、沈んで底に残る可能性が高いですよね。グッピーは底に落ちた餌をなかなか食べません。ですから、浮かんでいる餌を食べ切れるように与えるのが基本です。
では、次は濾過器について考えたいと思います。
飼育状況に合った濾過器を選ぼう!
グッピーの排泄物や残餌を分解するには濾過器が必要です。私の場合、最初に買った水槽におまけとして付属していた投げ込みフィルターを使用していたのですが、明らかな濾過不足となってしまっていました。
前述した通り、初期段階では濾過バクテリアが繁殖・定着していません。そんな状態で投げ込みフィルター一つでは物理濾過すらままならない状態ですので、せめて外掛けフィルターを購入したいところ。
初心者の場合は外掛けフィルターが最も使い易いと思いますので、外掛けフィルターを強くおすすめします。但し、もう少し本格的にやってみたいという場合には、外部フィルターを使用するのも良いでしょう。
外部フィルターについてはこちらの記事に詳しく書いています。
では、最後に水温について見ていきましょう。
水温は23~26℃!急激な変化は避けよう!
グッピーを飼育するのに最適な水温は23~26℃ですので、冬場はヒーターが必要となりますし、夏の暑い時期には冷却ファンなどを使用する必要も出てきます。
グッピーを長く飼育しているベテラン達は、何らかの事情によってヒーターが使用できないという場合を想定して無加温でグッピーを飼育されている方も居られます。
徐々に徐々に、かなり時間を掛けてグッピーの体を慣らすことで無加温での飼育も可能という話ですが、やはりグッピーにはかなりのストレスと体力的な負担を強いることになるので真似しない方が良いですね。

グッピーはとても強く、環境適応能力も高いのでそんなことも可能なようですが、初心者というよりも基本的には23~26℃の水温で飼育するようにしましょう。
まとめ
今日はグッピーの初心者向けに飼育方法について見ていきました。家族の一員となったグッピーがいきなり体調不良を訴えてきたらどうすればよいのかわかりませんよね。
ですから、そういったことがなるべく起こらないように、飼育方法をよく調べてからグッピーを飼う必要があります。では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
初心者がグッピーを飼育する時に注意しなければならないのが次の5つのポイントです。
- 水合わせは時間を掛けて!
- 初期はこまめな水換えを!
- 餌は少な目を心掛けよう!
- 飼育状況に合った濾過器を選ぼう!
- 水温は23~26℃!急激な変化は避けよう!