あなたは、金魚水槽に水草ってどう思いますか?金魚のストレス解消の為に水草を植えていますか?
水草を植えようかと思ってるのですが、金魚に合う水草って難しいですよね。
金魚は雑食性なので、食べられる物なら何でも食べようとします。水草もおやつ感覚で食べているようですが、水草を食べることも健康には良いようです。
というわけで、今日は
金魚が食べる水草を水槽に植えてみよう!
というテーマを取り上げてみたいと思います。普通なら、水槽のレイアウトを考えると金魚に食べられない水草を植えたいと思いますが、ここはあえて金魚が食べる水草を選んでみたいと思います。
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目次
金魚水槽に向いている水草!金魚は軟らかい葉を食べる?
金魚を飼育する場合、
なんてことも考えるかもしれませんが、難易度はかなり高いでしょう。ある程度のレイアウトはできても、本当に綺麗な水草水槽と金魚を同居させることは非常に難しいと思います。
そんな場合は、本物の水草を使用せずに人工水草を使用してレイアウトを楽しむのも良いでしょう。例えばこんな感じ。
前景草も人工水草にしてしまうと、砂利を突っつくのが好きな金魚にはちょっと住み難い環境のようにも思えますので、一部分だけ上記のような人工水草を使用して、他は本物の水草を使用するなんて考えもありだと思います。
では、どのような水草を使えば良いでしょうか?金魚との相性が良い水草と言えば、こちらの3種類です。
- カボンバ(カモンバ)
- マツモ
- アナカリス(オオカナダモ)
上記の3つの水草はどれも葉が柔らかく、金魚がおやつとして食べることができる水草です。
逆に、金魚が食べることを考慮しないのなら、
- アヌビアス・ナナ
- ミクロソリウム
- ウィローモス
などの陰性植物が良いでしょう。但し、ウィローモスは増えすぎると金魚が絡まって怪我をする可能性が高い(何度も経験有り)のでこまめなトリミングが必要になります。
陰性植物に関してはこちらの記事を参考にしてください。
今回は、金魚が食べる水草ということで、前述した3つの水草について詳しく見ていきたいと思います。
金魚も大好きな水草!カボンバは意外と育成が難しい?
金魚と言えば、カボンバという印象が強いのではないでしょうか?正式名称はカボンバ。カモンバと表記される場合もあります。
実は、カボンバには別名があります。それが「金魚藻」。聞いたことがあるのではないでしょうか?つまり、金魚との相性がバッチリの水草ということですね。
一見地味な水草に思えますが、カボンバは意外とバリエーションが多いので、水槽に変化が欲しいという場合にはおすすめです。水上で花を咲かせることもあります。
最も多いのは、オーソドックスな緑のカボンバですが、黄色(イエローカボンバ)や赤(レッドカボンバ)もあるので、是非導入してみてはいかがでしょうか?
但し、黄色や赤のカボンバの育成は若干難しいので、強めの光量とCO2の添加をした方が良いでしょう。
CO2の添加はコストの掛からない発酵式がおすすめです。
カボンバと言うと、初心者向けの育成が容易な水草というイメージですが、適応水温が15度~28度なので、無加温で金魚を飼育している場合には冬場に枯れてしまう(溶けてしまう)可能性が高く注意が必要です。
ですから、カボンバを育成するには
- なるべく強い光量
- 冬場はヒーターを使用
- できればCO2添加
という条件を整えた方が良いでしょう。しかし、
という場合におすすめなのが、マツモです。
金魚水槽の水質を浄化するマツモ!コケの抑制にも良いってホント?
マツモは普通の有茎草のように見えますが、実は浮草です。つまり、根を持たずに水面に浮いて増える水草ということになります。ちなみに、マツモも金魚藻と言われています。
水面に浮いている為に、基本的には光量やCO2の添加などは不要になります。そして、想像以上に成長が早く、気が付けばかなり増えているということも少なくありません。
そして、最も嬉しいのは、浮草は水質を浄化するという特徴があるというところですね。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
つまり、マツモは金魚にも嬉しく管理者にも嬉しい水草なのです。ちなみに、金魚だけではなく、メダカやシュリンプにも良く合う水草です。但し、浮草として育成する場合はレイアウト的にはよろしくないですよね。そんな時は、強引に低床に植えてみるのも良いでしょう。
勿論、水草なので根を張ることはありません。ですから、水草用のおもりを使用したり、リングろ材などを使用するのがおすすめです。流木や石にテグスで固定するのも良いかもしれません。
育成も容易で金魚も食べる水草という点ではマツモは重宝しますね。しかし、
という場合にはアナカリスがおすすめです。
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金魚には日本の河川に自生しているアナカリスが良く似合う!
アナカリスは和名をオオカナダモと言い、日本の河川でも自生しています。しかしながら、元々は海外から輸入された水草であり、それが日本の環境に良く合ったことから増えたようです。
このことからわかるように、アナカリスは日本の水質にも良く合い、更に非常に強く育成が容易な水草ということがわかります。
勿論、はアナカリスもカボンバ・マツモ同様に金魚藻と呼ばれています。つまり、アナカリスも金魚と相性の良い水草ということです。
アナカリスの葉はとても柔らかく、金魚が食べるには適しています。更に、育成も容易ということで、金魚水槽やメダカ水槽で育成している人も非常に多いでしょう。
但し、光量が余りにも少ない場合には枯れてしまうことになるので、ある程度の光量は確保しましょう。
まとめ
今日は金魚水槽に入れる水草ということについて取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみたいと思います。
金魚が食べるということを前提に選んだ水草はこちらの3種類です。
- カボンバ(カモンバ)
- マツモ
- アナカリス(オオカナダモ)
見た目を楽しませるなら、カボンバ、育て易いのはマツモやアナカリスでしょう。どの水草もそれ程高価な種ではないので、お試し感覚で金魚水槽に導入してみては如何でしょうか?
こちらの3種類の水草については、ホームセンターでも取り扱っている場合も多く、入手も比較的容易でしょう。但し、河川に自生しているアナカリスを水槽に入れる場合には、寄生虫やスネールなどに注意しましょう!
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